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2016/10/05 米ISM非製造業景況指数上振れ後、円安進行

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2016/10/05 米ISM非製造業景況指数上振れ後、円安進行

マーケットのポイント

本日の相場は米ISM非製造業景況指数が予想値を大きく上振れた事で大幅な円安が進行したのが主なポイントになります。

アジア時間には特段材料も無く、USD/JPYは102円台後半での揉み合いとなりました。

欧州時間に入るとGBP売りが強まりGBP/USDは直近安値を割り1.26ドル台後半へ、1985年以来の水準まで下落します。この局面ではGBP/USDの下落をきっかけにUSD買いが強まる事になり、結果としてUSD/JPYは103円台まで上昇しました。もっともGBP売りも長続きはせずに一巡後は急反発を見せ下落分を打ち消しました。

NY時間前半に発表されたADP雇用統計は予想よりも弱い数字となり一時USD売りで反応したものの長続きはせず影響は限定的で、その後発表された米ISM非製造業景況指数および製造業受注が強い結果とわかると米金利の上昇とともに全般USD買いへ。USD/JPYは103円台半ばへ上昇、EUR/USDは1.11ドル台後半まで下落しました。しかしながら一巡するとUSDは多くの通貨に対し反落するなど全面高にはならず、むしろJPY売りが進行した事でクロス円通貨全般の上昇が目立つようになりました。USD/JPYは弱いUSDに対しJPYも弱含んだ事から高値圏でも揉み合いに終始します。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0570% + 0.015
ドイツ国債10年 -0.0050% + 0.049
英国債10年物 0.8150% + 0.036
米国債10年 1.7021% + 0.016

日経平均 16,819.24 + 83.59 + 0.50%
ドイツDAX指数 10,585.78 – 33.83 – 0.32%
英FT100 7,033.25 – 41.09 – 0.58%
ダウ工業株30種 18,281.03 + 112.58 + 0.62%

原油(NYMEX/WTI) 49.83 + 1.14 + 2.34%
金(COMEX) 1268.60 – 1.10 – 0.09%

各主要通貨の強弱関係

CHF>GBP>CAD>AUD>EUR>USD>NZD>JPY

ドル(USD)

USDはやや弱。NY時間のISM非製造業景況指数が予想を上振れた事で一時は強含むも一巡後は反落するなど区々な動きとなりました。

ユーロ(EUR)

EURは中~。ここ最近安定しない動きが続いていましたが、ECBテーパリング観測記事の余韻が続く中である程度の底堅さをキープしている模様です。

ポンド(GBP)

GBPは強。欧州時間の入りに大きく下落する場面があったものの、その後は急反発しました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はまちまちでNZD以外はおおむね強。原油相場が底堅い動きを見せている事なども相場の支援材料に。

主な経済指標

≪アジア時間≫

09:30 豪8月小売売上高(前月比) 予想:0.2% 結果:0.4%

≪欧州・NY時間≫

17:30 英9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI) 予想:52.2 結果:52.6

21:15 米9月ADP雇用統計(前月比) 予想:16.5万人、結果:15.4万人

23:00 米8月製造業新規受注(前月比) 予想:-0.2%、結果:0.2%

23:00 米9月ISM非製造業景況指数(総合) 予想:53.0、結果:57.1

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

黒田東彦日銀総裁

5日11:54「必要があれば金利を下げる」「2%達成される状況になれば、当然金利は上がる」

石原伸晃経済再生相

5日18:36「TPPの再交渉はしないという認識は各国で一致」

《欧州》

ブロードベント・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁

5日18:13「11月にいかなる刺激策も決めていない」

《米国・カナダ》

エバンズ米シカゴ連銀総裁

5日09:04「政策金利は間もなく変更されるだろう」「FRBの利上げの道筋は非常に緩やか」「インフレ見通しに下振れリスク」

5日09:08「率直に言って誰もFRBの利上げ時期は分からない」

5日10:21「12月利上げの可能性は強い、それより以前の公算も」「年内に1度の利上げを予想」

ラッカー米リッチモンド連銀総裁

6日02:13「早急に利上げするべき強い論拠がある」

5日02:58「資産価格は相対的に高い」「債券、株式相場は相対的に高い」「長期金利は株式市場に影響を与える」

まとめ

USD/JPYは大幅な上昇となり、テクニカル的にも一目均衡表の雲を上抜け注目の集まる水準へ達しました。今後の動きに目が離せなさそうです。

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