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【7/25更新】IMM通貨先物ポジションのデータ推移と見方、使い方

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【管理人が解説】FX会社を選ぶ上で、収益に直結する3つの重要ポイント

各個別通貨のIMM通貨先物ポジション推移チャート

まず初めに、最新のIMM通貨先物ポジションのネット推移と、各通貨ペアとIMMのネットポジションの推移を見ていきましょう。

IMM通貨先物ポジションネット推移チャート

IMM通貨先物ポジションネット推移チャート

 

 

IMMポジションまとめ表

IMMポジションまとめ表

 

ドル・円レートとネットポジション推移チャート

ドル・円レートとネットポジション推移チャート

 

ユーロ・ドルレートとネットポジション推移チャート

ユーロ・ドルレートとネットポジション推移チャート

 

ポンド・ドルとネットポジション推移チャート

 ポンド・ドルとネットポジション推移チャート

 

豪ドル・ドルとネットポジション推移チャート

豪ドル・ドルとネットポジション推移チャート

 

ドル・カナダとネットポジション推移チャート

ドル・カナダとネットポジション推移チャート

 

ドル・スイスフランとネットポジション推移チャート

ドル・スイスフランとネットポジション推移チャート

 

NZドル・ドルとネットポジション推移チャート

NZドル・ドルとネットポジション推移チャート

 

ドル・メキシコペソとネットポジション推移チャート

ドル・メキシコペソとネットポジション推移チャート

 

ドルインデックスとネットポジション推移チャート

ドルインデックスとネットポジション推移チャート

 

知っておくと便利なIMM先物通貨ポジション統計

いま世界中の投資家がどの通貨をどれくらい売買しているか知りたい、そう思った経験はありませんか。

為替のポジションに関する統計はあまり多くないため、売買の手掛かりとなる指標・統計があれば、マクロの通貨の流れや売買の偏りを把握するのに役立ちます。

今回は、世界中の投資家のポジション動向や傾向、どの通貨に売買が偏っているかを把握するために、IMM通貨先物ポジションの見方を説明します。

 

IMM 通貨先物統計とは

IMM、先物・・・見慣れない言葉が並んでいますが、内容はシンプルです。IMMは市場の名前、先物は現物価格に連動した指数、程度の認識で構いません。

IMM先物通貨ポジションとは、シカゴ・マーカンタイル取引所(CME)の国際通貨市場(International Monetary Market=IMM)で取引されている通貨先物のポジション動向の事を指し、主に投資家が市場の全体的な流れや傾向を読み取るツールの一つとして用いられています。

この統計は、毎週金曜日(15:30 E.S.T.)に、その週の火曜日までの売買統計を集計し、発表されます。

なぜ、このような統計を作成できるかと言うと、全米先物取引委員会(CTFC)が各取引所に対して先物商品のポジション動向を毎週公表するよう義務付けているためです。

このポジションは、誰が投資したかによって、次の3つの分類に分けられます。商業的(Commercial)、非商業的(Non-Commercial)、非分類(Non-reportable)。

このうち、注目するべきは、二つ目の非商業的(Non-Commercial)です。なぜなら、これは実需でない「投機筋」のポジションだからです。

このポジションの変化などに注目する事で、相場に影響を与えるヘッジファンドのような投機筋の動きを大まかに知る事ができるというわけです。

大口の投機筋は、彼らが相場を動かしていると言っても過言ではないほどの資金量を保有しているため、その動向を知る事は今後レートがどのように進んでいくかを探る上で非常に重要な意味を持つのです。

下記はIMM通貨先物統計の概要です。

日本語名称 IMM 通貨先物統計
英語名称 International Monetary Market Commitments of Traders
重要度 ★★☆
リリースページ http://www.cftc.gov/marketreports/commitmentsoftraders/index.htm
ホームページ http://www.cftc.gov/
発表時間 当該週金曜日  15:30 E.S.T.
発表頻度 毎月1回
ソース 米商品先物取引委員会(CFTC)
改定 改定値×/確報値×

 

IMM先物通貨ポジションの見方

なお、IMM通貨先物ポジションは「米ドル/円」や「ユーロ/米ドル」といった形ではなく、米ドルに対して各通貨がどのように取引されているかで報告されます。これは通貨先物取引のルールです。

次のIMMポジションのまとめの表をみてください。

IMMポジションまとめ

この表は各通貨がドルに対してどの程度売り買いされているか、またそれらが前週比でどの程度増減したかをまとめた表になります。

例えば、上記の時点で報告された日本円のポジションはロングポジション(買い)が26041、ショートポジション(売り)が105880積み上がっています。

そしてロングポジションからショートポジションを引いたのがネットポジションです。

ロング(26041)ーショート(105880)=ネット(-65823)

ネットポジションがマイナスということは、日本円の売りポジションの方が買いポジションより多いということです。

この場合、ドル円という通貨ペアで見た場合は円安傾向、つまり「買い相場」という事になります。

以下のグラフは、円のネットポジションとドル円の推移をまとめたものです。

ドル・円レートとネットポジション推移

グラフからもわかるように、円のネットポジションとドル円には強い相関関係があることがわかると思います。

これはもちろん他の通貨にも言えることです。

このページでは、毎週すべての通貨の最新のネットポジション推移をグラフ化してまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。

 

IMM通貨先物ポジションを見る上での注意点

相場の大局観を掴む上で非常に役立つIMM通貨先物ポジションですが、過信は禁物です。
これの統計は、データを見てエントリーするという類のものではなく、マーケットの大局観をつかむために利用すべきなのです。以下、この統計を見る際の注意点を述べます。

 

・速報性に欠ける

この統計に記載されているポジションは当該週の火曜日時点での数値であり、私たちの元に情報が届くまで(発表は当該週の金曜日)には4日間のタイムラグが存在します。

速報性に欠ける以上、それだけをトレードのシグナルとして用いるのは危険です。繰り返しになりますが、あくまでも大まかな流れ、偏りを知るための目安程度に留めるべきでしょう。

 

・網羅性に欠ける

為替の取引はシカゴ・マーカンタイル取引所(CME)だけで行われているわけではありません。民間企業間の貿易決済や、先物市場を介さない大口投資家の取引などもあります。そもそも、特に大口のヘッジファンドの中には手口が公開されないように先物を利用しない所もあり、必ずしも投機筋の動向がそのまま反映されるとは限らない点に注意が必要です。

実際、IMM通貨先物ポジションとして公開される数字が為替市場全体取引額のどの程度に当たるのかもはっきりとはわかりません。したがって、ここで得られる情報が、マーケットの正確な縮図と決めつけないようにしましょう。

 

・通貨の現物のポジションではなく、先物ポジションの統計である

一般的に、通貨先物取引を行うのは機関投資家や実需筋であり、個人は取引を行いません。このため、通貨先物のポジションと、個人が売買する現物(キャッシュ)ポジションには、差が生じます。したがって、先物と現物は正確には連動しない点に注意が必要です。

 

・各通貨の取引単位が異なる

通貨先物ポジションは、通貨によって取引単位が異なります。各通貨ポジションを取引単位で調整し、為替レートで換算することによって、金額ベースのドルポジションを推計することが可能です。

通貨 建玉ごとの単位
JPY 12,500,000円
EUR 125,000ユーロ
GBP 62,500ポンド
AUD 100,000豪ドル
NZD 100,000NZドル
CAD 100,000カナダドル
CHF 125,000スイスフラン
RUB 2,500,000ルーブル
MXN 500,000メキシコペソ
BRL 100,000レアル

 

まとめ

今回は、IMM通貨先物ポジションがどのような方法で集計され、何に着目すればいいか、説明しました。

各通貨の通貨先物ポジションが、歴史的な水準まで積みあがっているケースや、ピークを越えて減少していくケースなど、足元のマーケットで各通貨がどの方向に動いているのか、マクロ的に把握することができたのでした。

毎週の発表に合わせ、ポジションの積み上がり方とその週の出来事を突き合わせ、どの通貨からどの通貨へお金が流れたのか、把握してみましょう。

質問があれば、下のコメント欄に投稿してください。

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