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2016/04/15 週末にドーハ会合を控えて

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2016/04/15 週末にドーハ会合を控えて

マーケットのポイント

この日は原油が海外時間突入後大幅に売られる展開となった。
週末に産油国間で開かれるドーハ会合を前にイランが参加しない意向を示し、
減産期待が後退したことが背景。

展開的なリスクオフ相場となり、
資金調達通貨→買い、資源国通貨→売り
となった。

原油価格下落に加え、米経済指標も総じて弱い結果に終わったことで米金利は低下、
ドル円は109円台を割り込んだ。

一巡後、主要通貨は動意に欠ける展開へ。
ドーハ会合の結果を見極めたい思惑もあり鈍い動きとなった。

各主要通貨の強弱関係

強通貨→JPY 弱通貨→CAD、AUD

ドル(USD)

アジア時間のドル円は買い優勢、ゴトー日ということもあり実需での買いが見られた。
中国の経済指標もおおむね良好だっことも相場の支援材料となり、一時は109円台後半と一週間ぶりの高値をつけた。

欧州時間に入ると原油先物価格が下落。
リスク回避目的の円買いが進行し一転反落、109円台を割り込んだ。

その後も米経済指標の結果が弱いものとなったことで米金利は下落幅を拡大、
引けにかけて上値の重い展開となった。

ユーロ(EUR)

ユーロドルはアジア時間は方向感が出なかったが、
欧州時間に入ると原油価格の下落に伴い対円でドル安が進行した影響を受け上昇。
一時1.13ドルへ回復するなど堅調に推移した。

一方でユーロ円は軟調。
リスクオフに伴う円買い進行の中で上値を切り下げた。

ポンド(GBP)

特に無し。
強い円と弱い資源国通貨双方の影響を受け明確な方向感に欠けた。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は原油が大幅に売られた流れに沿い総じて軟調。

前日にアウトパフォームしていたNZドルが反動でやや強かったが、
カナダドル・豪ドルは弱い展開が続いた。

なお、中国指標経済指標の結果は比較的良好だったものの、
CDPが予想を上回らなかったこともあり貿易の結び付きが強い豪ドルへの影響は限定的だった。

主な経済指標

《アジア時間》

11:00 1-3月期中国GDP、6.7%増 予想通り

11:00 3月中国鉱工業生産、前年比6.8%増 予想(5.9%増)上回る

11:00 3月中国小売売上高、前年同月比10.5%増、予想(10.4%増)上回る

≪欧州・NY時間≫

21:30 4月NY連銀製造業景気指数、プラス9.56 予想(プラス2.00)上回る

21:30 2月カナダ製造業出荷 予想(前月比1.5%減)下回る3.3%減

22:15 3月鉱工業生産前月比-0.6%、予想(-0.1%)を下回る

23:00 4月米消費者態度指数速報、予想(92.0程度)下回る89.7

主な要人発言

《アジア》

麻生太郎副総理兼財務・金融相

15日10:42「G20では上海と比べて市場は落ち着きつつあると発言した」

15日10:46「(G20で)G20声明は金融政策を制約するものではないと発言した」「過度な為替の変動は好ましくないとルー米財務長官と確認した」

15日10:51「(G20で)日本の政策について懸念を表明する国はなかった」「為替の一方的な動きへの強い懸念をルー米財務長官に伝えた」

15日11:10「上海G20でドル高是正の密約はなかったと日米財務相会談で確認」

《欧州》

オズボーン英財務相

15日21:45「Brexitのリスクが国際的な課題として立ち上がっている」「Brexitが英第一四半期GDPに影響するだろう」

バイトマン独連銀総裁

15日22:06「(G20では)競争的な通貨切り下げを避ける必要があると議論」

ショイブレ独財務相

15日22:10「G20では構造改革を優先するべきとの見解で一致」

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁

15日23:59「ユーロ圏の回復は緩やかなペースで進んでいる」「ユーロ圏の成長見通しは依然として不確実性に直面している」

16日00:03「ユーロ圏のインフレは2016年後半上昇する前に、今後数カ月で若干低下する見通し」

ノボトニー・オーストリア中銀総裁

16日04:02「インフレは今年中ごろからわずかに上昇する見通し」「為替レートは多くの要因で決定される」

《米国》

エバンズ米シカゴ連銀総裁

16日01:49「今年は小幅な利上げしか想定しない」「コアPCEが2%に回帰するというさらなる確信が必要」

16日02:09「6月もしくはそれ以降の利上げは適切だろう」「正確な利上げ時期は重要というわけではない」

まとめ

ポジション調整が起こりやすい週末という事もあり、やや変則的な動きが見られた。

特に原油はドーハ会合を前に波乱の展開となったように、
市場がいかにシビアになっているかがうかがえる。

週末に開かれる会合の結果次第で来週の見通しが変わってくると思うので、
しっかりと注視したい。

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