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2016/04/26 原油、新高値へ

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2016/04/26 原油、新高値へ

マーケットのポイント

ここ最近堅調な推移を見せていた原油が本日ついに年初来の高値を更新した。

ドル安進行に伴う割安感から買いが進行したことや
石油会社BPのボブ・ダドリー最高経営責任者(CEO)が
年末までに需給バランスが回復する可能性があるとの見方を示したことなどが支援材料。

先日のドーハ会合が不完全燃焼に終わり、失望感の漂う市場の中で
ドルや株の値動きを睨んだ投機的な売り買いが続いている様子。

各主要通貨の強弱関係

通貨の強弱関係

GBP>NZD>CAD>AUD>EUR>DKK>CHF>>USD>JPY

ドル(USD)

この日のUSDは軟調

アジア時間には日経平均が下落する中でJPYが強含み111円を割り込んだ。
なお、本田内閣官房参与は「今週の会合で追加緩和もあり得る」などと発言するも相場への影響は限定的だった。

欧州時間に入ると、GPIF の高橋理事長が為替ヘッジを既に始めていると述べた事を受けさらにJPY買いが進行。
ドル円は110円台半ばまで下落した。

その後は欧州株が堅調に推移したことや原油先物が上昇する中でUSDとJPYはともに売りが優勢。
USDに対し、よりJPYが弱含んだことでドル円は再び111円台を回復した。

NY時間に発表された米経済指標は軒並み弱い結果となったが、影響は一時的にとどまり米金利は上昇。
もっとも、同時に原油高も進行したことでJPY以外の主要通貨に対しては売られることとなった。

引けにかけてはUSDも買い戻されドル円は111円半ばを挟んだ動きが続いた。

ユーロ(EUR)

EURは中立。

ユーロドルはアジア時間は方向感の無い展開となったが、欧州時間に入りドル安が進行する中で上昇。
1.13ドル近辺まで値を伸ばした。

NY時間に入ると弱い米経済指標を受けて続伸。1.13ドル半ば近くまで上昇した。
もっとも、引けにかけてはドルが買い戻された流れに沿い上値も重くなった。

ユーロ円はユーロドルの上昇と共に値を伸ばした。
JPYが日通し軟調に推移したことも支援材料となり、底堅い動きが続いた。

ポンド(GBP)

GBPはこの日も堅調。
英国のEU脱退懸念が後退する中で買われやすい地合いが続いている。

特にUSD、JPYに対し上昇し、ポンド円・ポンドドルともに続伸した。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は全般強含み。
原油先物の上昇が背景にある。

主な経済指標

≪アジア時間≫

特になし

≪欧州・NY時間≫

21:00 3月米耐久財受注額、予想(1.9%増)下回る 前月比0.8%増

22:00 2月ケースシラー指数、予想(5.5%)下回る 前年比5.4%上昇

23:00 4月リッチモンド連銀製造業景気指数、プラス14 予想(プラス12)上回る

23:00 4月米消費者信頼感指数、予想(95.8程度)下回る94.2

主な要人発言

《アジア》

麻生太郎副総理兼財務・金融相

26日09:52「2016年度補正予算案、景気浮揚効果を加味するつもりはない」

26日12:06「邦銀のドル資金調達に支障が生じているということはない」

26日14:01「デフレという状況から少しずつ脱却しつつある」「景気を刺激しつつ、財政もバランスさせることに配慮」

黒田東彦日銀総裁

26日14:19「銀行全体でマイナス金利の適用は極めて限られる」

26日14:30「金融緩和の一時点を取って金融機関収益に問題があるとの議論は適切ではない」「デフレ脱却・経済持続成長のもとで金融機関収益は改善される」

高橋則広GPIF理事長

26日15:51「基本ポートフォリオの見直しをするつもりはない」「マイナス金利の効果を見極めている段階」

26日15:54「為替ヘッジはすでに開始済み」

《欧州》

カンリフ・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁

27日02:04「BOEは必要に応じて不動産市場で行動を取る」

《米国》

特になし

《その他》

ポロズ・カナダ銀行(中央銀行、BOC)総裁

26日21:43「政策金利の中立水準は危機前よりも低くなった」(金融政策の方向については言及せず)

まとめ

FOMCや日銀会合といった大きなイベントを控え積極的なポジションを取りにくい中、
投機的な売り買いが散見される。

特に原油絡みの取引は依然として荒い展開。
失望感、期待感、それぞれが入り混じる情報が絶えない状況下で
良し悪しを慎重に判断していきたいところ。

目先の流れに逆らうべきではないかもしれないが、
それでもやはり需給バランスの根本的な改善がなされないことから考えれば
中長期的な流れは弱気に傾くと思う。

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