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2016/04/27 FOMCは予想通り据え置き

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2016/04/27 FOMCは予想通り据え置き

マーケットのポイント

注目されたいたビッグイベントの一つ、
FOMC政策金利発表が本日行われたが結果は予想通り据え置きとなった。

声明文においても特に目新しい情報は出てこなかったが、
前回の「世界経済や金融状況がリスクをもたらし続ける」との文言が消されていたりと、
全体としての基調は回復に向かっていると示しつつも当局の姿勢としては
利上げに対し慎重でややハト派であるという印象を受けた。

ドルはこの結果を受けて乱高下、何とも言えない動きを見せた。

各主要通貨の強弱関係

通貨の強弱関係
CHF>EUR>CAD>USD>JPY>GBP>NZD>AUD

ドル(USD)

この日のUSDは中立、様々な情報の影響を受けた。

アジア時間には日経平均が軟調に推移したことでJPYが強含み、
一時ドル円は111円付近まで下落。

欧州時間に入ってからはFOMCを睨み動意の薄い展開が続き、
111円を挟んだレンジ内での推移となった。

NY時間に入るとEIA原油在庫統計の結果を受けて原油が反落、
対資源国通貨で強含む場面もあったが影響は一時的にとどまった。

その後FOMCが予想通り据え置きに終わると米金利の動きに左右され乱高下することになったが、
引けにかけては方向感が無くなりドル円はおおむね横ばいの動きとなった。

ユーロ(EUR)

EURはやや強含み。
弱い豪経済指標を受けたユーロ豪ドルの上昇に伴い買いが進行した形。

ユーロドルはFOMCの結果を受けたUSDの動きに振り回され乱高下したが、
一方的に進むことはなく引けにかけてはもみ合いに終始。

ユーロ円は小幅高となり126円台へ乗せた。

ポンド(GBP)

GBPはやや弱い。

アジア時間から欧州時間入りかけくらいまでは英国のEU脱退懸念が後退する中で買いが進行する場面もあったが、
FOMCを前に積極的な流れにはならなかった。

FOMC発表後も特に大きな動きは無く、小幅な推移となった。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はまちまち。

AUDは朝方に発表された豪CPI が予想よりも低い伸びを受けて急落、この日最も弱い通貨となった。
コアCPIの数値がRBAのインフレ目標レンジの下限を下回ったことから急速に利下げ期待が台頭した。

NZDもANZ貿易収支が市場コンセンサスよりも弱い結果となったことで弱含み。

一方でCADは原油先物価格の動きに大きく揺れ、EIA原油在庫統計が予想よりも増産された結果となると
原油の反落に伴い一時弱含むも、その後すぐに反発したことで再び強含んだ。

主な経済指標

≪アジア時間≫

07:45 3月NZ貿易収支、予想(4億100万NZドル程度の黒字)より弱い1.17億NZDの黒字

10:30 1-3月期豪CPI、予想(0.2%上昇)下回る前期比0.2%低下

≪欧州・NY時間≫

23:00 3月米住宅販売保留指数、前月比1.4%上昇 予想(0.5%上昇)上回る

23:30 EIA週間在庫統計、原油在庫前週比200万バレル増 米エネルギー省が27日発表した週間在庫統計によると、原油在庫は前週比200万バレル増加した。市場予想平均の前週比142万バレル増加を上回った。また、ガソリン在庫は161万バレル増加と市場予想平均の前週比103万バレル減少に反して増加した。

27:00 FRB、政策金利0.25-0.50%の範囲に据え置き

主な要人発言

《アジア》

麻生太郎副総理兼財務・金融相

27日10:08「海外経済に弱さが見られ、予算執行前倒しで景気下振れリスクに対応」

《欧州》

クーレ欧州中央銀行(ECB)理事

27日14:10「ヘリコプターマネーについて議論もしくは検討していない」

27日14:13「ユーロ相場は急上昇した場合に限り懸念材料」

レーン・アイルランド中銀総裁

27日19:20「3月会合でのECBの決定はデータに基づく」「ユーロ圏の経済は成長している」「ヘリコプターマネーはメンバーで議論していない」

カーニー英中銀(BOE)総裁

27日19:42「ポンドは活動やCPIに影響を与える」「ポンドはBOEの政策次第の面もある」

バイトマン独連銀総裁

27日22:28「ユーロ圏の財政スタンスはやや拡大的」

《米国》

米連邦公開市場委員会(FOMC)声明

28日03:01「経済状況はFF金利が緩やかな引き上げのみ正当化すると委員会は予想」

28日03:02「金融政策のスタンスは引き続き緩和的である」「FF金利の道筋は今後出てくる経済見通し次第」

28日03:03「経済活動が鈍化していると思われるにもかかわらず、労働市場の状況はさらに改善している」「強い雇用増加を含め、最近の広範の指標は労働市場の更なる強さを示している」

28日03:04「投票メンバー10人のうち9人が利上げ見送りに賛成したが、ジョージ米カンザスシティー連銀総裁は反対し0.25%の利上げを提案した」

28日03:07「委員会はインフレ指標や世界経済、金融動向を注意深く見守り続ける」

28日03:10「エネルギーや輸入価格下落の一時的な影響がなくなり、労働市場がさらに強くなるにつれて、中期的には目標の2%まで上昇していくだろう」

まとめ

今週のビッグイベントの1つが終了した。
結果はコンセンサス通り据え置きとなったが、市場は何とも言い難い動き。
米株価が堅調に推移した点から考慮するにはハト派と受け取っても良いのかもしれない。

米当局は次回6月利上げの可能性をまだ残しているが、
期待値もそれほど高くなく今後の米経済活動の見通し次第となりそう。

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