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2016/05/10 全般JPY安

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2016/05/10 全般JPY安

マーケットのポイント

本日は特段材料も無い中でJPYが続落した1日だった。

麻生財務相が国会にて前日に続き
「一方的に偏った状況が続くのであれば介入するのは当然」
「介入する用意がある」などと述べたことで連日買われていたJPYの巻き戻しが起こった形。

世界的な株高、原油高を背景にリスク回避志向が後退し、
JPYは全面安となった。

USD/JPY は109 円台を回復するなど、
クロス円通貨は底堅く推移した。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

AUD>CAD>GBP>USD>EUR>NZD>CHF>JPY

ドル(USD)

USDは横ばい。

原油高を受けた資源国通貨などに対して下落したものの、
JPYが全面安となったことでUSD/JPYは上昇。

一時は109.35円の高値を付けるなど堅調に推移した。

ユーロ(EUR)

EURは横ばい〜やや弱含み。

資源国通貨が強含んだことでEUR/AUDなどユーロクロスの下落につられるも、
JPYが弱含んだことでEUR/JPYは上昇するなどまちまちとなった。

EUR/USDは特段材料の無い中で上下に振れる展開となったが、1日を通してみると小幅な下落となった。

ポンド(GBP)

GBPはおおむね堅調。
EU脱退リスクが後退しつつある中で買われやすい地合いにある。

JPYが大幅に下落したことでGBP/JPYは日通し値を伸ばした。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は全般強含み。NZDだけやや弱い。

政情不安によるリビアとナイジェリアの生産障害を警戒し、
原油が大幅に反発したことなどが相場の支えとなった。

特にAUDは目先で大幅に下落していたことから巻き戻しの動きが強かったものと思われる。

主な経済指標

≪アジア時間≫

指標

10:30 4月中国CPI、予想通り 前年同月比2.3%上昇

≪欧州・NY時間≫

14:45 4月スイス失業率、3.5% 予想通り

15:00 3月独鉱工業生産、前月比1.3%低下 予想(0.2%低下)下回る

15:00 3月独経常収支、304億ユーロの黒字 予想上回る

15:45 3月仏鉱工業生産、前月比0.3%低下 予想(0.7%上昇)下回る

主な要人発言

《アジア》

石原伸晃経済再生担当相

10日09:04「マーケットを注視して見守っている」「円高・株安でファンダメンタルズに大きな変化はない」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

10日10:18「為替が一方的に偏った状況続くと介入すると言っている」「(米監視リストについて)日本の為替政策が制約されるものでない」「米が日本の為替政策を不当と考えていることを意味しない」

10日10:27「アベノミクス下の円安で米監視リストに入った訳でない」

10日14:22「為替水準は政府ではなく市場が決める」「急激な変動は経済に悪影響を与える」

中曽宏日銀副総裁

10日17:04「マイナス金利の効果が経済や物価に波及するには時間がかかる」「経済、物価とも下振れのリスクは相応に大きい」「毎回の会合で点検し、必要なら追加措置を講じる」

浜田宏一内閣官房参与

10日19:02「米当局者ら、日本の為替介入の可能性を懸念」

《欧州》

ショイブレ独財務相

11日03:41「ギリシャと2週間以内に合意できると期待」

《米国》

ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁

10日07:09「中銀にとって非常に低いインフレ率が最大の問題」

ダドリー米ニューヨーク連銀総裁

10日16:16「ドルが世界の準備通貨であることにはコストも伴う」「海外情勢がドル相場の主な変動要因となる可能性」(米経済見通しや金融政策に言及なし)

まとめ

本日は特に大きな材料も無い中でJPYは大幅反落し、
USD/JPYを中心に主要通貨は値を伸ばすことになった。

それほどまでに直近の市場がパニックに陥っていたことがうかがえる。

特にUSD/JPYは当面、
110円という節目を睨んでの展開が続くと予想される。

週末には重要指標である米小売売上高が控えているので、
それまでは様子見ムードも漂いそう。

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