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2016/05/17 英国EU国民投票を控えて…

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2016/05/17 英国EU国民投票を控えて…

マーケットのポイント

本日はBrexitをめぐる一部世論調査にて残留派の割合が離脱派をリードしたことでGBPが上昇したのが特徴的だった。

あくまで“一部”であるため全体の意向を示しているかは定かではないものの、
6月の国民投票を前にこういった数字が出てきたことで材料視される結果となった。

また、RBA議事録では前回のサプライズ利下げが据え置きとなる可能性もあったことが伝わると、
追加利下げを期待していた一部による買い戻しが優勢となりAUDが急上昇したことも目玉ポイント。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

AUD>GBP>NZD>USD>EUR>JPY>CAD>CHF

ドル(USD)

USDは中立〜やや強い。

アジア時間にはGBPとAUDの強さが目立つ中でUSDは売られ弱含んだものの、
JPYもこれらの通貨に対し売りが強まったことでUSD/JPYは109円を挟んだ小幅なレンジ推移となった。

欧州時間の入りにかけては特段材料のない中、円売りが加速し一時は109.65円まで上昇した。

NY時間には米経済指標が相次いで発表され概ね強い結果となるも、
109.65円の高値圏抜けに失敗すると米金利の低下とともに反落、109円を割り込んだ。

もっとも、引けにかけてはFed高官による利上げ示唆発言が出たことでUSDは再度買われ109円台を回復した。

ユーロ(EUR)

EURは中立〜やや弱い。

日通しUSDが乱高下する中でEUR/USDは方向感に欠ける展開、
EUR/JPYもドル円と同様に荒い動きとなった。

ポンド(GBP)

GBPは堅調。
Brexitをめぐる一部世論調査にて残留派の割合が離脱派をリードしたことで全般的に買いが優勢となった。

もっとも、欧州時間に発表された英CPIが市場予想を下回ると次第に売りが強まり上値を切り下げた。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はまちまち。

AUDはRBA議事録では前回のサプライズ利下げが据え置きとなる可能性もあったことが伝わると、
追加利下げを期待していた一部による買い戻しが優勢となり急上昇、この日最も強い通貨となった。

NZDは乳業大手フォンテラが物価指数を引き上げたことで買いが一時強まった。

CADは弱含み。欧州時間から原油先物価格が反落し始めた影響を受けた。

主な経済指標

≪アジア時間≫

10:30 10:30 RBA議事要旨公表

≪欧州・NY時間≫

17:30 4月英CPI、前月比0.1%上昇 予想(0.3%上昇)下回る

17:30 4月英コアPPI、前年比0.5%上昇 予想(0.3%上昇)上回る

21:30 4月米CPI、前月比0.4%上昇 予想(0.3%)上回る ※変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は前月比0.2%上昇と市場予想平均の0.2%上昇と同じだった。

21:30 4月米住宅着工件数、117.2万件 予想(112万5000件程度)上回る ※同時発表の4月の建設許可件数は前月比3.6%増の111万6000件と市場予想平均(113万5000件程度)を下回った。

21:30 3月カナダ製造業出荷 予想(1.9%減)上回る0.9%減

主な要人発言

《アジア》

麻生太郎副総理兼財務・金融相

17日08:46「日本としては為替の安定が一番重要」「G7では必要に応じて為替も議論になってくると思う」

安倍晋三首相

17日09:35「消費増税めぐる重大事態は専門家見地も踏まえて政治判断」

菅義偉官房長官

17日09:59「マイナス金利は設備投資などに波及しデフレ脱却なら金融機関にもメリット」「日銀はデフレ脱却へ経済物価情勢を踏まえ努力を続けていくことを期待」

オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨

17日10:31「5月会合で利下げするかさらなるデータを待つか協議した」

17日10:34「最近の状況は経済見通しの重要な変化の原因にはならなかった」「最近のインフレや労働コストのデータは予想よりも低かった」

17日10:36「豪ドル高が経済調整を困難にする」

《欧州》

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁

17日08:19「銀行救済への国民の怒りは妥当」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

17日08:46「日本としては為替の安定が一番重要」「G7では必要に応じて為替も議論になってくると思う」

安倍晋三首相

17日09:35「消費増税めぐる重大事態は専門家見地も踏まえて政治判断」

菅義偉官房長官

17日09:59「マイナス金利は設備投資などに波及しデフレ脱却なら金融機関にもメリット」「日銀はデフレ脱却へ経済物価情勢を踏まえ努力を続けていくことを期待」

オーストラリア準備銀行(RBA)議事要旨

17日10:31「5月会合で利下げするかさらなるデータを待つか協議した」

17日10:34「最近の状況は経済見通しの重要な変化の原因にはならなかった」「最近のインフレや労働コストのデータは予想よりも低かった」

17日10:36「豪ドル高が経済調整を困難にする」

バイトマン独連銀総裁

17日14:23「ヘリコプターマネーはECB政策委の議題ではない」「追加策について憶測すべきでない」

ビスコ・イタリア中銀総裁

18日00:41「ユーロ圏には明確なデフレリスクが残っている」

《米国》

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁

17日08:19「銀行救済への国民の怒りは妥当」

ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁

18日01:33「6月のFOMCはライブな会合になると予想」

18日01:41「緩やかな利上げは今年2-3回、来年3-4回を意味する」

18日02:02「データに基づいて利上げを開始するのは理にかなう」

ロックハート米アトランタ連銀総裁

18日01:33「6月に行動する可能性を排除しない」

18日01:39「今年2、3回の利上げの可能性はある」

カプラン米ダラス連銀総裁

18日02:44「原油産業は依然として世界的に供給超過にある」

18日03:50「FOMCでの利上げはいつが適切かということにはコメントしない」「英EU離脱問題について6月FOMCで考慮する必要」

まとめ

本日もドルは一筋縄ではいかないといった印象を受けた。

発表された米経済指標の数字は良好にもかかわらず、
110円を抜けるにはいまいちパワーが足りない様子。

週末にG7会合が控えていることもあり、
円安ファクターが出ない状況では上値を抑えられるのかもしれない。

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