1. 経済指標と金融政策で勝つFX攻略サイト
  2. マーケットコメント
  3. ≫2016/05/19 やや材料難な1日

2016/05/19 やや材料難な1日

LINEで送る
Pocket

2016/05/19 やや材料難な1日

マーケットのポイント

本日は前日に大きく動いた反動もあってか、
特に目立った動きの無い1日となった。

ECB議事要旨など発表されるも、
特段サプライズも無く相場への影響は限定的だった。

ここ数日で大きく高まった米6月利上げ期待もあり、
この日もUSDの下値は堅かった。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

JPY>GBP>NZD>USD>AUD>EUR>CHF>CAD

ドル(USD)

USDは中立〜やや強め。
対EURでは上昇するも対JPYでは下落するなどややまちまちとした動きとなった。

アジア時間には原油が売られる中でJPY、USDともに強含んだが、
強弱的にはJPYの方が強かったことでUSD/JPYは小幅に反落した。

欧州時間に入ると一時USDは売りが優勢となるも、
NY時間にかけて再度原油が下落すると対資源国通貨で買い戻しが強まった。

もっとも、同時にJPYも強含んだことで結局USD/JPYは110円を挟んだレンジに終始することとなった。

ユーロ(EUR)

EURはやや弱め。

USD、JPY両方がこの日は強まったため、
EUR/USDとEUR/JPYは下落した。

なお、ECB議事要旨公表では特に目新しい情報も無く相場への影響は限定的だった。

ポンド(GBP)

GBPは昨日に引き続き堅調。
Brexitをめぐる投票で残留派がリードしていることから買われやすい地合いにある。

もっとも、この日はUSDとJPYが強含んだことで
これらの通貨に対しては攻防が激しく方向感に欠ける展開となった。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はおおむね軟調。
原油が下落基調となったことで売りが強まった。

特にCADの下落が著しく、日通し弱い展開が続いた。

また、AUD については豪雇用者数がやや弱めの結果となったことも売り材料となった。

主な経済指標

≪アジア時間≫

08:50 3月機械受注、予想(2.0%程度減)上回る前月比5.5%増

10:30 4月豪新規雇用者数、1.08万人増 予想(1万2000人増)下回る

≪欧州・NY時間≫

17:30 4月英小売売上高、予想(0.6%上昇)上回る 前月比1.3%上昇

20:30 ECB理事会議事要旨

21:30 米新規失業保険申請件数27.8万件 予想(27万5000件程度)より弱い

21:30 5月フィリー指数、予想(プラス3.0)下回る マイナス1.8

主な要人発言

《アジア》

麻生太郎副総理兼財務・金融相

19日17:09「消費増税はリーマン破綻や大震災がない限りは予定通り」「日仏会談で世界経済情勢で意見交換をした」「G7の協力体制について放した」

黒田東彦日銀総裁

19日17:33「G7各国は世界経済について取り組むべき様々な課題に直面」

19日21:40「世界経済のリスクについて十分注視していきたい」

19日21:45「必要であればちゅうちょなく追加緩和を行う」「為替政策についてはコメントしない」「マイナス金利で経済にプラスの効果が出ている」

19日21:56「現時点ではマイナス金利の効果浸透をよく見ていく」「(英国民投票について)あくまで英国民が選択するもの。十分に注視する」

安倍晋三首相

19日17:57「第4次産業革命の実現に向けて官民会議を設置」「第4次産業革命を新たな成長エンジンとしGDP600兆円を実現」

《欧州》

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのリーカネン・フィンランド中銀総裁

19日16:14「インフレの行き過ぎを考慮すべき」

欧州中央銀行(ECB)理事会議事要旨

19日20:33「ECBは6月の社債購入を目指す」「ECBは過度に遅れがないようにCPI2%回帰にコミット」

19日20:37「金融政策はインフレを促進できないとの見解に反論すべき」「成長へのリスクは緩和したものの、依然として下方向に傾いている」

《米国》

ラッカー米リッチモンド連銀総裁

19日21:38「市場は3、4月にFOMCの示唆を誤解した」「市場は利上げ見送りの可能性を過大評価した」

19日21:39「FOMCは3月に利上げをするのが妥当だった」「現在のFOMCでは見解が極めて分かれている」

19日21:48「英国のEU離脱問題が7月まで利上げを見送る根拠となる可能性がある」「英国のEU離脱は米景気後退を引き起こさない」

ダドリー米ニューヨーク連銀総裁

19日23:32「FOMCの政策スタンスはデータ次第」「データが政策に与える影響を市場が理解することが重要」

19日23:53「6月は間違いなくライブな会合になる」

19日23:55「景気が自身の見通し通りであれば6、7月の会合における利上げは理にかなう」

20日00:00「4-6月期の成長率は1-3月期よりも強まると予想」「英国のEU離脱問題はFRBの政策決定に影響を及ぼす可能性がある」

20日00:18「経済統計が予想通りに改善するかが全て」「FOMC内で大きな見解の隔たりがあるとは思わない」

《その他》

モルノー・カナダ財務相

19日11:22「G7では為替について具体的な協議は見込まず」「日本の立場はカナダとは大きく異なる」

19日11:31「(G7では)財政効果の恩恵について話し合う見込み」「カナダは為替について他国に指図しない」「英国のEU離脱は成長へのリスク」

クガニャゴ南アフリカ準備銀行(中央銀行、SARB)総裁

19日22:08「中期的なCPI見通しは改善」「GDP成長率は下振れリスクがある」

「世界経済のリスクについて十分注視していきたい」

まとめ

先日大きく動いただけに、やや物足りない1日となった感じがある。
もっともUSDの下値は依然と堅く6月に向けて強気な流れは継続しそう。

あとは週末に控えたG7会合が注目の的。
為替に関する情報が出るようであれば警戒したい。

LINEで送る
Pocket

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。