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2016/05/20 Brexit問題に揺れるGBP相場

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2016/05/20 Brexit問題に揺れるGBP相場

マーケットのポイント

本日は特段目立ったニュースに欠け全体的に小動きな週末相場となったが、
ドル円は堅調な推移を維持したことや英国のEU離脱問題に関する世論調査で離脱派がリードし
GBPが大きく売りこまれたのが特徴的だった。

Brexit問題に関しては今週前半に残留派が優勢との報道を受け急伸していただけに、
荒々しい展開が続いている。

6月の国民投票を前に今後も神経質な動きが予想される。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

NZD>EUR>USD>AUD>CAD>JPY>GBP

ドル(USD)

ドルはやや強め。

特に材料はなかったものの、先日のFOMC議事録やFed高官発言を受け利上げ期待が高まる中
で買われやすい地合いにある様子。

USD/JPYは日通しじわじわと下値を切り上げるも、NY時間に
『日銀が将来の金融緩和の出口に伴う金利上昇に備え4,500億円の引当金を積み立てる』
との観測記事が日経新聞より流れると、日銀は追加緩和に消極的ととらえられたとみられ
JPY買いが進行、一転反落した。

ユーロ(EUR)

EURは強含み。
主にJPYやGBPに対し上昇した。

この日はUSDも比較的強かったことでEUR/USDは小幅な上昇にとどまったが、
EUR/JPYは日通し堅く推移した。

ポンド(GBP)

GBPは急反落、この日最も売りこまれた。
Brexitをめぐる世論で脱退派がリードしたとの報道が流れたことが背景にある。

特に世論調査ではほんの数日前まで残留派が優勢だっただけにサプライズとなった。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はまちまち。

原油先物の上値が重かったことでCADやAUDはやや弱気な展開となったが、
NZDはこの日最も強含むなど明確な方向感に欠けた。

NZDに関しては特段目立ったニュースはないが、ここ数日方向感の無い動きが続いていたこともあり
動機づいたものと考えられる。

主な経済指標

≪アジア時間≫

特に無し

≪欧州・NY時間≫

21:30 4月カナダCPI、予想通り 前月比0.3%上昇

21:30 3月カナダ小売売上高、予想(0.6%減)下回る 前月比1.0%減

23:00 4月米中古住宅販売件数、予想(540万件程度)上回る545万件

主な要人発言

《アジア》

麻生太郎副総理兼財務・金融相

20日19:04「世界経済は回復しつつあるが下方リスクがある」

20日19:07「(G7で)為替の安定は極めて重要と申し上げた」「為替市場において過度の変動は経済に悪影響」

20日19:17「(G7で)最近の為替の動きについて議論はなかった」

20日19:20「(日米財務相会談で)為替が議論になれば我々の意見を言う」

《欧州》

フォーブス英中銀金融政策委員会(MPC)委員

20日15:43「英経済指標の鈍化はブレグジットの不透明感を反映している可能性」「国民投票への懸念が英経済指標の鈍化を引き起こしている明確な証拠はない」

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのハンソン・エストニア中銀総裁

20日16:33「緩和的な政策スタンスは正当化される」

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁

20日17:00「現時点でさらなる措置の必要はない」

モスコビシ欧州委員(経済・通貨問題担当)

20日19:40「ユーロ圏は正しい軌道に乗っている」「英国の国民投票が残留となることを望む」

《米国》

ルー米財務長官

20日19:33「G7各国は現状認識と利用可能なツールを話し合う必要」「競争力目的の通貨切り下げ回避と緊密な意思疎通に改めてコミットした上海G20は成功」

まとめ

GBP以外特に大きな動きは無く、
週末らしい相場だったかもしれない。

GBPをめぐる動きに関しては今後ますますシビアになることが予想されるので、
ニュース一つ一つに耳を傾けたいところ。

また週末にはG7会合も控えているので為替に関する情報が出るようであれば注意。

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