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2016/05/23 JPY、再び最強通貨へ

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2016/05/24 JPY、再び最強通貨へ

マーケットのポイント

本日の相場はここのところ方向感に欠けていたJPYが再び独歩高となった点が特徴的だった。

G7会合において特に目立った材料が出ず、失望感の中で日経平均は寄り付きから売られ、
リスク回避志向の中でJPYは強含んだ。

その後海外時間にかけても株価や原油先物は軟調な展開を示す中、
JPY買いが優勢となり、この日の最強通貨となった。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

JPY>USD>NZD>EUR>CHF>AUD>GBP>CAD

ドル(USD)

USDは強含み。

アジア時間は日経平均が寄り付きから軟調に推移したことでUSD売り・JPY買いが優勢となったものの、
欧州時間に入ると原油先物が下落する中で対資源国通貨を中心にUSDの買い戻しが入った。

NY時間にはウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁から『今年2〜3回、来年3〜4回の利上げが妥当』との発言を受け、
一段とUSDは上値を伸ばし引けにかけて堅く推移した。

もっとも、この日はJPYが最も強含んだこともありUSD/JPYは大幅に下落する結果となった。

ユーロ(EUR)

EURは中立。

GBPや一部資源国通貨に対しては上昇したものの、
USDやJPYに対しては下落した。

この日はUSDとJPYの強さが目立ったため、
EUR/USD、EUR/JPYともに上値の重い展開となった。

なお、ユーロ圏製造業PMIやユーロ圏消費者信頼感指数など経済指標発表もあったが、
強弱まちまちで相場への影響は限定的だった。

ポンド(GBP)

GBPは弱含み。
先週末のBrexitをめぐる世論調査にてEU離脱派がリードした流れを引き継ぎ、売られやすい地合いにある模様。

GBP/USD、GBP/JPYともに大きく下落した。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はおおむね軟調。

NZDに関しては先日の流れを引き継ぎやや強かった。
最も、海外時間にかけて原油先物が下落すると一転売りが強まった。

主な経済指標

≪アジア時間≫

特に無し。

≪欧州・NY時間≫

16:00 5月仏製造業PMI、予想下回る48.3

16:30 5月独製造業PMI、予想上回る52.4

17:00 5月ユーロ圏製造業PMI、予想下回る51.5

23:00 5月ユーロ圏消費者信頼感指数、マイナス7.0 予想上回る

主な要人発言

《アジア》

黒田東彦日銀総裁

23日10:11「金融政策は為替レートを目標としていない」

23日10:18「日銀には十分な手段がある。必要なら追加緩和が可能」「必要と判断すれば追加緩和を躊躇せず」

中曽宏日銀副総裁

23日11:08「マイナス金利が今後の経済にどう影響するか見極めたい」「マイナス金利のメリットを感じにくいとの声は少なくない」「QQE導入以降、約3年が経過しているが所期の効果を発揮している」

23日11:58「為替はファンダメンタルズを反映して安定的に推移することが望ましい」

《欧州》

プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事

23日15:16「ヘリコプターマネーについて議論していない」「金利は依然としてECBの手段にある」

23日15:21「金利は現行水準もしくはそれ以下にとどまるだろう」

《米国》

ブラード米セントルイス連銀総裁

23日19:19「労働市場の状態は非常に良い」「米国に成長が2%を下回るペースとなる兆候」「ネガティブな国際の米国への影響は弱まっている」

23日20:15「ブレグジットを巡る投票はFOMCの決定に影響を与えないだろう」

ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁

23日21:06「低金利の長期化は将来の不安定につながる恐れも」

23日21:07「2016年米GDPは約2%成長と予想」「インフレ率は今後1、2年に2%に向かうと予想」「FOMCはゆっくりと段階的に緩和解除へ」

23日21:08「今年2-3回、来年3-4回の利上げはほぼ妥当」

23日22:03「マイナス金利はFRBのリストの最下位にある」「必要であれば量的緩和は再開される可能性がある。除外されてはいない」

まとめ

週末に行われたG7で特に何も無かったことによる失望感が目立つ1日となった。

ルー米財務長官と麻生財務相との間には依然と介入をめぐる意見の隔たりがあり、
一筋縄ではいかなそう。

一方で、米利上げに関してはポジティヴな情報が散見されるため、
どちらにも行きにくいような印象を受ける。

FOMCや英国国民投票など、6月のビッグイベントに向けて一喜一憂する相場が予想されるので、
1つ1つに注視していきたい。

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