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2016/05/25 原油、続伸

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2016/05/25 原油、続伸

マーケットのポイント

本日はここ最近強気な動きを見せている原油がさらに勢いを増し50ドル目前まで上昇、
昨年10月半ば以来の水準に達したことが目立った動きとなった。

アジア時間から原油先物は買いの動きが強く資源国通貨は全般的に強含み。
また、EU脱退懸念が後退する中でこの日もGBP買い意欲は旺盛となった。

一方でJPY・USDの弱さが目立つなど、リスクオン的な展開となった。

この日発表予定の経済指標の中で注目されていたBOC政策金利発表は予想通り据え置き、
特に目新しい情報も伝わらなかったが、一部ではハト派な声明を期待していた動きもあり、
発表後はCAD買いで反応した。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

CAD>GBP>AUD>CHF>EUR>NZD>USDJPY

ドル(USD)

USDは弱含み。

原油先物相場が堅く推移したことで対資源国通貨で売りが優勢となった他、
GBPに対しても軟調な展開となった。

もっとも、この日はJPYも売りが目立ち、
USD/JPYは110円を挟んだレンジとなり方向感に欠けた。

ユーロ(EUR)

EURは中立〜やや弱い。

資源国通貨やGBPに対しては弱含む一方で、
USDやJPYに対しては強含むなどやや方向感に欠けた。

なお、EUR/GBPは2月初頭以来の安値を更新するなど
下値を探る動きが続いている。

ポンド(GBP)

GBPは強含み。
EU脱退懸念が後退する中で依然と買い意欲が強い様子。

特段新規材料が出たわけではなかったが、
欧州時間にかけて買いが強まり堅く推移した。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はおおむね堅調。

NZDだけやや弱く、
前日の上昇に対する調整が入ったものと見られる。

特にCADの強さが目立ち、この日最も強含んだ。

原油相場が強気な流れとなった他、
BOC政策金利発表でサプライズが無かったことで一部ハト派を期待した投資家の買い戻しが優勢となったことも支援材料。

AUDは特に目立ったニュースも無く、資源国通貨が強含む流れに沿った形。

主な経済指標

≪アジア時間≫

4月NZ貿易収支、予想(2500万NZドル程度の黒字)より強い2.92億NZDの黒字

≪欧州・NY時間≫

15:00 6月独消費者信頼感、予想(9.7)上回る9.8 Gfk調査

17:00 5月独Ifo景況感指数、予想(106.8)上回る107.7

20:00 前週分米MBA住宅ローン申請、前週比2.3%上昇

22:00 3月米住宅価格指数、前月比0.7%上昇 予想(0.5%)上回る

23:00 カナダ中銀、政策金利0.50%に据え置き 予想通り

23:30 EIA週間在庫統計:原油在庫は前週比423万バレル減少した。市場予想平均の前週比166万バレル減少を下回った。また、ガソリン在庫は204万バレル増加と市場予想平均の前週比134万バレル減少に反して増加した。

主な要人発言

《アジア》

菅義偉官房長官

25日11:13「日米首脳会談は21時30分からの実施で調整中」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

25日11:37「日本経済のファンダメンタルズは確か」

黒田東彦日銀総裁

25日11:49「QQE導入から3年間、基本的に経済状況は改善している」「経済は緩やかな回復を続けている」「消費が十分な力を持っていないのも事実」

25日11:53「(為替相場)このところ若干円高方向に進んでいた」

25日12:09「引当金はあくまでも予備、保険のような形での積み立て」「出口の局面でどういう手段になるかはその時点にならないと分からない」

25日13:06「完全にデフレから脱却した状況になっていない」「消費増税延期の議論に何か言うのは差し控える」

25日13:18「為替が大きな影響を与え、必要と判断すれば追加措置」「為替は経済実体反映し安定推移が望ましい」「為替市場の動向には十分注視したい」

安倍晋三首相

25日12:07「サミットの最大のテーマは国際経済への対応」「サミットで成長に貢献する明確なメッセージを出したい」

25日22:52「世界経済などの課題でオバマ米大統領と考えをすりあわせた」「持続的かつ力強い成長をG7でけん引との認識でオバマ米大統領と一致でした」

《欧州》

ダイセイプルーム・オランダ財務相(ユーログループ議長)

25日09:21「ユーロ圏は複数回に分けて103億ユーロをギリシャに融資する」「IMFがギリシャプログラムへの参加意向を表明」「ギリシャの債務軽減をESM(欧州安定メカニズム)が検討する」

モスコビシ欧州委員(経済・通貨問題担当)

25日09:29「合意はより持続的なギリシャの回復への道を開く」「合意でギリシャは将来に向かい合うことが可能」

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁

25日18:24「金融政策は限界に達している」

《米国・カナダ》

ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁

25日22:24「年内に2-3回の利上げは可能」

25日22:39「米大統領選挙は金融政策と関係ない」

オバマ米大統領

25日22:53「世界経済の成長押し上げる必要性を安倍首相と話した」

カナダ銀行(カナダ中央銀行)声明

25日23:01「インフレ統計を中心としたリスクはおおむねバランスが取れている」「現在の金融政策のスタンスが引き続き適切と判断」

25日23:04「CPIは主にガソリン価格の動きから直近で上昇したものの、依然として目標の2%をわずかに下回っている」

25日23:11「第2四半期はアルバータ州の山火事の影響で予測よりかなり弱くなるだろう」「火災関連の破壊や石油生産の停止で第2四半期実質GDPの見通しを1.25%引き下げる」

25日23:14「経済は石油生産の再開や復興の開始とともに第3四半期に持ち直すと予想される」

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁

26日00:54「FRBの見通しでは米経済は穏やかに成長」

カプラン米ダラス連銀総裁

26日03:02「世界的な出来事が金融状況に打撃を与える可能性を認識」

26日03:17「FOMCは緩和解除で近い将来に行動を」

26日03:50「金融政策の織り込み具合、過剰反応や深読みは禁物」

まとめ

原油などの商品価格の高騰でリスクオン的な相場となった。

原油先物も50ドル間近ということでかなり高値圏での推移となっているため、
かなり神経質な動きとなることが予想される。

目先の投機的な流れに逆らうべきではないだろうが、十分に注意したい。

また、先日からのGBP買い意欲が依然として強く勢いづいている。
しばらくは6月の国民投票に向け思惑的な売買が交錯しそう。

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