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2016/05/27 米利上げ観測高まる!

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2016/05/27 米利上げ観測高まる!

マーケットのポイント

本日はイエレン議長が会見にて早期利上げの可能性を再度指摘したことで、
米中長期金利の上昇と共にUSD買いが強まった。

会見前こそUSD/JPYは109円台でのレンジ推移が続いていたが、
利上げ期待が高まると一気に上昇し110円台半ばまで値を伸ばした。

EUR/USDは欧州時間以降から徐々に上値を切り下げる動きが続き、
イエレン議長の発言後にはあらに続落、3月16日以来の水準となる1.111ドルの安値を付けた。

なお、米利上げ観測が高まる中でも米株価は下がらずむしろ堅く推移したのは特徴的で、
米国の景気好調に伴う利上げであれば株価にマイナスを与えないといった風に市場は捉えたことがうかがえる。

ここ最近Fed高官よりタカ派発言が続いていたが、
今回のイエレン議長によってより具体的に方向性が見えてきた。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

USD>GBP>CAD>JPY>CHF>NZD>AUD>EUR

ドル(USD)

USDは強含み、この日最も強い通貨となった。

アジア時間〜欧州時間にかけては材料難の中でUSD/JPYは109円後半で方向感の無い動きとなったが、
NY時間にイエレン議長から「米経済の改善が続けば今後数ヵ月内の利上げが恐らく適切」との発言が出たことで
6月ないし7月FOMCでの利上げ期待が高まりUSDは急伸。

USD/JPYは110円台を超えて110.45円とこの日の高値をつけた。

ユーロ(EUR)

EURは弱含み、この日最も弱い通貨となった。

欧州時間に入った頃から対USDを中心に下落基調に入っていたが、
イエレン議長の会見が始まるとさらに圧力が強まった。

EUR/USDは3月16日以来の水準の安値を付けた。
一方でEUR/JPYはNY時間からJPY売りが強まったことで方向感に欠ける展開となった。

ポンド(GBP)

GBPは強含み。
EU脱退懸念が後退する中で下値は依然限定的となっている。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はCAD以外は軟調。
CADは原油先物価格が好調な事で先日から強含んでいる。

NY時間のイエレン議長の発言を受けてからは対USDで売りが優勢となったものの、
同時にJPYが弱含んだことで対JPYでは値を伸ばすなどややまちまちとした動きとなった。

主な経済指標

≪アジア時間≫

08:30 4月全国消費者物価指数、前年比0.3%低下 予想上回る

21:30 1-3月期米GDP改定値、前期比0.8%増 予想(0.5%増)下回る

23:00 5月米消費者態度指数、94.7に下方修正 予想(95.4程度)下回る

≪欧州・NY時間≫

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相

27日05:07「NZ経済に刺激策は必要ない」

安倍晋三首相

27日14:07「新興国経済は急速に減速」「商品価格は5割以上下落しリーマン以来の下げ幅」「経済は足もとでは小康状態だが不透明さが残っている」

27日14:12「G7で協調して財政政策を進め、3本の矢を放つことで合意」「アベノミクスを世界で展開していく」

27日14:13「消費増税の是非を含め検討し、参院選前に明らかにする」

原田泰日銀審議委員

27日16:15「リスクが顕在化すれば躊躇なく追加の金融緩和」「雇用に注意が必要

《欧州》

メルケル独首相

27日10:00「BrexitはG7サミットでの争点ではなかった」

ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事

27日14:51「世界経済は2008年のような危機にない」

キャメロン英首相

27日15:14「サミットで英国のEU離脱の経済的影響について議論した」

《米国》

オバマ米大統領(広島訪問で)

27日18:01「われわれは歴史の観点から直視する責任を共有」「核兵器保有国は核なき世界追及の勇気を持つ必要」

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長

28日02:17「資本主義は最善の経済システムだが破綻する可能性」

28日02:23「金融危機の阻止に全力を尽くしたい」

28日02:29「金融危機に対するFRBの対処は素晴らしかった」「量的緩和やフォワードガイダンスは景気回復に寄与している」「我々はシステミックリスクや金融安定に焦点を当てている」

28日02:35「米経済はゆっくりと回復してきている」「労働市場でさらなる前進が可能」「労働参加率の上昇は歓迎できるもの」「インフレ低下は原油安やドル高によるもの」

28日02:37「インフレは今後2年で2%に上昇へ」「今後数カ月での利上げが適切となる可能性」

28日02:39「経済は改善を続けている」「最近のデータでは成長は加速しているように見える」

28日02:43「ショックが発生しても通常のような利下げ余地はない」「利上げに慎重な理由は利下げ余地が限定的なこと」

まとめ

米利上げ期待の高まりとともに直近で続いていたドル高の流れが今日のイエレン議長会見で
より明確な方向感が出そうな予感。

来週の月曜日は英米市場が3連休に入るに伴い伴い休場となるため動きが出にくいだろうが、
今後の流れを慎重に見極めたい。

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