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2016/05/31 まだまだ荒れるポンド相場

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2016/05/31 まだまだ荒れるポンド相場

マーケットのポイント

本日は昨日とはうって変わり材料の多い1日となった。

まずはAUD、NZDなどオセアニア通貨が強含んだこと。
これはNZ4月住宅建設許可数や豪4月住宅建設許可数の改善が支援材料となった。

特にAUDに関しては直近で追加緩和の有無が焦点となっていただけに大きく材料視された様子。
今週は豪州絡みの経済指標が多いだけに注目が集まる。

もう一つはGBPの大幅下落だが、こちらはEU脱退をめぐる一部世論調査にて
脱退派が残留派をリードしたとの報道が流れたことが火付け役。
先週に残留派がリードし急伸していただけに、シビアな動きとなった。

USD、JPY、EURなど他主要通貨は総じてこういった通貨の動きに左右される展開となり、
上下に振れるやや荒い展開が続いた。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

NZD>AUD>JPY>USD>EUR>CHF>CAD>GBP

ドル(USD)

USDは中立〜やや強い。

アジア時間には堅調な豪経済指標を受けたAUD急伸の中でUSDは売られたが、
同時にJPYも弱含んだことでUSD/JPY相場への影響は限定的となり111円を挟んだレンジとなった。

欧州時間に入ると原油や欧州株が下落推移する中でUSD・JPYともに買われ始めるが、
一巡後は再び売りが強まるなど方向感に欠けた。

NY時間には英国世論調査の報道を受けたことで特にGBPに対して強含んだ。
その際、強いUSDに対しさらにJPYが上昇した結果、USD/JPYは110円台半ばまで下落した。

なお、この日の経済指標の結果は強弱まちまちの結果となった相場への影響は限定的となった。

ユーロ(EUR)

EURは中立〜やや弱い。
対オセアニア通貨やUSD、JPYに対しての弱さが目立った。

EUR/USDは1.11ドル前半まで小幅に反落し、
EUR/JPYは123円前半まで下落した。

ポンド(GBP)

GBPは大幅下落。

アジア時間にはUSD、JPYが下落したことでやや強含む場面もあったが、
欧州時間に入り始めると月末絡みの売りが強まったとのことで急下落。

NY時間にはBrexitに関する一部世論調査にて脱退派が残留派をリードしたとの報道が流れたことが
材料視され急速に下落幅を拡大した。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はまちまち。
オセアニア通貨(AUD、NZD)とCADで方向感が明確に分かれた。

前者は好調な経済指標を受けて日通し買いが強まった一方で、
CADは原油先物の反落に伴い売りが優勢となった。

主な経済指標

≪アジア時間≫

08:30 4月完全失業率、3.2% 予想通り

08:50 4月鉱工業生産速報、前月比0.3%上昇 予想(1.5%低下)上回る

10:00 5月NBNZ企業信頼感、プラス11.3に改善

10:30 4月豪住宅建設許可、前月比3.0%増 予想(3.0%減)上回る

10:30 1-3月期豪経常収支、208億豪ドルの赤字 予想(195億豪ドル程度の赤字)より弱い

14:00 4月新設住宅着工戸数、前年同月比9.0%増 予想(4.1%増)上回る

15:00 4月独小売売上高、予想(0.9%上昇)下回る 前月比0.9%低下

≪欧州・NY時間≫

18:00 5月ユーロ圏HICP、0.1%低下 予想通り

18:00 4月ユーロ圏失業率、10.2% 予想通り

21:30 4月米PCE、前月比1.0%増 予想(0.7%増)上回る

21:30 1-3月期カナダGDP、前期比年率2.4%増 予想(2.8%増)下回る

22:00 3月ケースシラー指数、予想(5.1%上昇)上回る 前年比5.4%上昇

主な要人発言

《アジア》

麻生太郎副総理兼財務・金融相

31日10:20「世界経済の不確実性の高まりに憂慮して対応する必要がある」「消費増税の是非は首相が適切に判断する」

31日10:25「日本経済のファンダメンタルズは総じて悪くない」「個人消費の伸び率は少ない」

《欧州》

特に無し

《米国》

特に無し

まとめ

6月の国民投票を目前に再びGBPが相場の中心となりつつある。
それにつられたUSDやJPYの動きにも注意したい。

また、今週は豪州絡みの経済指標も多いので、
今後AUDの方向性を見極める上で非常に重要なものとなりそう。

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