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2016/06/07 資源国通貨、動意付く

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2016/06/07 資源国通貨、動意付く

マーケットのポイント

本日は資源国通貨が総じて強含んだことが特徴的だった。

米利上げ観測が後退する中で対USDでの上昇が目立った他、原油先物価格が堅調に推移したことも相場の支援材料。
特にAUDはRBA政策金利発表の結果が据え置きとなり声明内容に追加緩和姿勢が見られなかったことで急伸した。

またGBPは依然としてBrexitを前に神経質な動きが続いており、
アジア時間午後にはまとまった買いが見られ急騰するなど荒い展開となった。

JPY、EUR、USDなどはこれらの通貨の動きに振り回される1日となった。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

AUD>NZD>GBP>CAD>CHF>JPY>EUR>USD

ドル(USD)

USDは弱含み。
主に資源国通貨での下落が目立った。

アジア時間には対AUDでの弱さが著しく、
それに伴いUSD/JPYは107円台半ばまで下落した。

欧州時間に入ると欧州株が全般的に買われる中でJPY売りが進行し、
対USDでも下落したため107円台後半まで回復するなど底堅さを見せた。

もっとも、NY時間にはJPYの買い戻しが優勢となり107円台前半まで反落するなど方向感に欠ける1日となった。

ユーロ(EUR)

EURは弱含み。
USD同様に対資源国通貨で売りが強まった。

互いに弱い通貨となったことでEUR/USDは1.13ドル半ばを挟んだレンジ推移となった一方で、
EUR/JPYはNY時間からJPYの買い戻しが優勢となったことで121円台後半まで下落した。

ポンド(GBP)

GBPは強含み。
アジア時間昼頃、特に目立ったニュースも無い中でまとまった買いが見られ急伸。

もっとも勢いは長続きせずすぐに失速するも、
その後は一部世論調査にて僅差ながらEU残留派のリードを示す結果が出たことから再度買われ始めた。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は全般強含み。
米利上げ期待が後退する中でリスクオン的な流れとなっている。
原油先物価格が堅調に推移を見せていることも下支え要因。

AUDは追加緩和の有無が焦点となっていたがこの日のRBAでは据え置きとなった。

声明文にも特にサプライズ要素が見当たらなかったこともあり、
一部追加利下げを期待していた投資家の買いで反応し急伸した。

主な経済指標

≪アジア時間≫

13:30 豪中銀、政策金利1.75%に据え置き 予想通り

≪欧州・NY時間≫

15:00 4月独鉱工業生産、前月比0.8%上昇 予想(0.7%上昇)上回る

18:00 1-3月期ユーロ圏GDP確定値、前期比0.6%増 予想(0.5%増)上回る

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

石原伸晃経済再生担当相

7日10:38「米利上げの後ろ倒し観測でドル安になっているのは事実」「イエレンFRB議長は単月のデータ重視すべきでないと言っており、それほど悲観しなくてよい」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

7日10:59「今後の為替相場の展開、コメント差し控える」

7日11:29「(円高について)今後の展開、どうなるかと言う事もない」「経済指標見ると米国より欧州の方が具合悪い」

オーストラリア準備銀行(RBA)声明

7日13:34「政策スタンスを変更しないことが持続可能な成長とインフレが徐々に目標に戻ることに一致すると判断」

7日13:35「インフレ率はかなり低い」「インフレ率はしばらくの間かなり低い状態が続くと予想」

7日13:37「住宅価格が最近再び上昇し始めている」「ただ、かなりのアパート供給が特に東部の都市で今後数年にわたり予定されている」

安倍晋三首相

7日13:16「アベノミクスを前に進めるか、止めるかを決める選挙」

《欧州》

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのマクチ・スロバキア中銀総裁

7日20:56「ECBはEU離脱の是非を問う英国の国民投票のどのような結果についても準備している」

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワ仏中銀総裁

8日00:09「ECBは追加措置よりも決定している金融政策の実行に焦点を当てている」

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのクノット・オランダ中銀総裁

8日00:13「低金利は安定リスクの原因」

《米国》

ルー米財務長官

7日09:15「中国企業は米国に価値ある貢献」「外国企業は中国で歓迎されているか疑問持っている」

まとめ

今週に入ってからというもの、リスクオン的な相場が続いている。

米利上げ期待が後退してから対資源国通貨でのUSDの弱さが目立ち、
AUD、NZD、CAD はいずれも、対USD で約1カ月ぶりの高値を付けるなど動意付いてきている。

原油先物相場も堅調で、節目の50ドルを手前に売買が交錯しており、
先の展開に注目したいところ。

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