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2016/06/08 依然として上値の重いUSD

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2016/06/08 依然として上値の重いUSD

マーケットのポイント

本日もUSDは続落、先週末の雇用統計結果を受けての米利上げ期待後退が相場の重しとなっている。
また原油高を背景に資源国通貨が動意付いたのが特徴的な1日となった。

経済指標としては特別重要なものも無く、全体的にはやや材料不足感は否めなかったものの、
株価や原油を睨んだ展開が続いた。

各主要通貨の強弱関係

主要通貨強弱

CHF>NZD>JPY>CAD>EUR>AUD>USD>GBP

ドル(USD)

USDは弱含み。
今月のFOMCでの米利上げ期待が急速に後退する中で売られやすい地合いにある。

アジア時間には特に目立った材料は無い中でJPYが買われUSD/JPYは107円台を割り込むなどやや下落基調となるも、
午後に欠けては日経平均が堅調に推移するとJPYが売り戻され107円台を回復した。

欧州〜NY時間に入ると原油先物が急伸、対資源国通貨でUSD売りが進行した影響を受け、
USD主導のもとUSD/JPYは106円台半ばまで下落するなど冴えない展開となった。

ユーロ(EUR)

EURは中立。

USDが弱含んだことでEUR/USDは一時1.14ドルに乗せるなど堅く推移した一方で、
JPYに対しては下落となりEUR/JPYは121円台まで下落した。

ポンド(GBP)

GBPは軟調、この日最も弱い通貨となった。
EU脱退をめぐる国民投票を2週間後に控えリスクが高まる中で売られやすい地合いとなっている。

欧州時間に発表された英鉱工業生産が予想よりもかなり強い結果となったことで反発する場面も見られたが、
長続きはせずに戻り売りの中で再度下落した。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨がおおむね堅調。
原油先物が勢いづく中で買いが優勢となった。

なお、AUDは中国の輸入が予想よりも強かったことを受けて買いで反応したが、
それほど大きな動きにはならなかった。

主な経済指標

≪アジア時間≫

07:45 1-3月期NZ製造業売上高、前期比2.6%低下

08:50 1-3月期GDP改定値、前期比0.5%増 予想通り

10:30 4月豪住宅ローン件数、予想(2.5%増)下回る 前月比1.7%増

≪欧州・NY時間≫

17:30 4月英鉱工業生産、予想(横ばい)上回る 前月比2.0%上昇 ※同時発表の4月の製造業生産指数は前月比2.3%上昇と市場予想平均の0.1%低下に反して上昇した。

18:00 1-3月期ユーロ圏GDP確定値、前期比0.6%増 予想(0.5%増)上回る

20:00 前週分米MBA住宅ローン申請、前週比9.3%上昇

21:15 5月カナダ住宅着工件数、18.86万件 予想下回る

主な要人発言

《アジア》

菅義偉官房長官

8日11:18「国内景気、緩やかな回復基調が続いている」

《欧州》

カーニー英中銀(BOE)総裁

8日06:42「金融危機のトラウマが依然として成長の重し」

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワ仏中銀総裁

8日18:01「ヘリコプターマネーは検討されていない」「ECBは全てを行うことはできない」

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのハンソン・エストニア中銀総裁

8日18:37「社債購入プログラムの効果は既に表れている」

クーレ欧州中央銀行(ECB)理事

9日00:26「ECBはBREXITの場合において特に必要なら流動性の供給によって市場安定を支援する用意がある」

《米国》

特に無し

まとめ

依然としてドル安傾向が続く。
来週のFOMCにおける利上げ確率はほぼ無いものと市場は見ておりしばらくは厳しい相場が続きそう。

また、原油がここ最近伸びを続けているが、節目の50ドルを境に睨み合いが続いている印象を受ける。
すでに高値圏にあるだけにその動向には注目したい。

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