1. 経済指標と金融政策で勝つFX攻略サイト
  2. マーケットコメント
  3. ≫2016/06/17 リスクオフの巻き戻しなるか!?

2016/06/17 リスクオフの巻き戻しなるか!?

LINEで送る
Pocket

2016/06/16 日銀会合据え置きで全面円高

この記事の目次
マーケットのポイント
各主要通貨の強弱関係
主な経済指標
主な要人発言
まとめ

マーケットのポイント

本日は日本時間未明に残留派を支持していた英国のジョー・コック議員が一部過激派から銃撃を受け殺害されたことで同情による支持派が増えるだろうとの期待が高まり、目下のリスクオフの流れが一旦巻き戻しへと向かったのが特徴的でした。

アジア時間午前には麻生財務相による円高けん制発言なども支援材料となりJPY売りが進行し、GBP/JPYを主導としてクロス円通貨は軒並み下値を切り上げる展開となりました。

もっとも、海外時間に入ると主要通貨は総じて方向感が出なくなりレンジ推移へ。

週末ということもあり、あくまでも目下のポジション整理に留まるといった感じに収まりまた。

 

各主要通貨の強弱関係

GBP>CAD>CHF>EUR>AUD>JPY>NZD>USD

ドル(USD)

USDは弱含み、この日の主要通貨で最も弱い通貨となりました。

日本時間早朝より対GBPでの売りが目立った他、原油高を背景とした資源国通貨の上昇に対し売られた形です。

この日はリスクオフの巻き戻しということでJPY売りも著しく、USD/JPYは基本的に104円台のレンジ推移となりました。

なお、セントルイス連銀のブラード総裁は6月のFOMCにて長期FF予測を提示しなかったのが自身であることを明かした他、

「追加利上げは今後2年半に1回で十分である可能性がある」

と発言するなど非常にハト派的な内容となりましたが、これがUSDの上値を抑えた要因とも考えられます。

 

ユーロ(EUR)

EURは中立~やや強い。

特段ユーロ圏における材料は伝わらなかったものの、Brexitリスクの後退やUSDやJPYが全般安となる中で上昇した形です。

EUR/USD、EUR/JPYともに直近の下落に対する巻き戻しが起こり、下値を切り上げました。

 

ポンド(GBP)

GBPは中立~やや強い。

Brexitリスクに加え日銀会合が据え置きとなったことでGBP/JPYを中心に弱含んだものの、
海外時間に残留支持派の英国会議員が銃撃により殺害されたという報道を受け、
国民投票が延期になるのではという噂の中で買い戻されるなど荒い動きとなった。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はおおむね堅調。

特に材料は伝わっていなさそうですが、NZDのみやや軟調となりました。

英国がEUを脱退する可能性が後退したことで、全般リスク資産が選好される流れに沿い買いが優勢となりました。

特にCADはGBPに次ぐ強さを見せ、対USDなどで底堅さを示しました。

 

主な経済指標

≪アジア時間≫

特に無し

 

≪欧州・NY時間≫

21:30 5月建設許可件数(前月比) は予想(115.0万件)を上回る116.4万件

21:30 5月住宅着工件数(前月比)は予想(114.5万件)を下回る113.8万件

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

麻生太郎副総理兼財務・金融相

17日08:50「(為替相場について)極めて憂慮している」「投機的な動きが継続することないよう必要な時に対応」「財務省、金融庁、日銀できょう当局者会合を開く」

17日08:52「英国がEUの中にとどまるほうが望ましい」

浅川雅嗣財務官

17日10:53「市場に関する現状認識を共有した」「市場のボラティリティ高くなっている」「日銀、財務省、金融庁それぞれが注視して情報交換」

17日10:56「今後頻繁に会合を開催しようという話も出た」

 

《欧州》

ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事

17日18:02「BREXITの経済リスクは著しく下方向」

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁

18日00:38「欧州は信頼を築くための新たな道を探る必要」

 

《米国・カナダ》

ブラード米セントルイス連銀総裁

17日20:04「現在の米国の状況は今後30ヶ月かそれ以上でわずか1回の利上げしか必要ではない」

17日22:32「インフレ期待は非常に低く、リスクを示唆」「FOMCの言行不一致は信頼性を損なう」「長期停滞よりは楽観的なアプローチでいる」

17日22:35「長期的な米経済見通しは不確実」「米インフレは2%と一致もしくは近い」

 

まとめ

リスク回避志向の見直しにより、直近で独歩高となっていたJPYが大幅に売り戻される形になりましたね。

依然としてBrexitをめぐるニュースに一喜一憂させられている相場ですが、いよいよ運命の国民投票も来週となりました。

事前予想がどうであれ、実際にどうなるかは当日まで誰にもわかりません。非常に荒れた展開が予想されますのでリスク管理だけは気を付けたいものです。

 

LINEで送る
Pocket

コメント

この記事へのコメントはありません。

コメントする


※メールアドレスは公開されません。