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2016/06/29 リスクオフの巻き戻し継続

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2016/06/29 リスクオフの巻き戻し継続

この記事の目次
マーケットのポイント
各主要通貨の強弱関係
主な経済指標
主な要人発言
まとめ

マーケットのポイント

先日に引き続き本日もリスクオフの巻き戻しメインの動きとなりました。Brexit後の新規材料が出ていない中でリスク消費商品の買い戻しが目立っている状態です。

なお、海外時間には米経済指標がいくつか発表されたものの強弱はまちまちとなり市場への影響は限定的となりました。

ドラギECB総裁、イエレンFRB議長からも特段サプライズ情報は出ず、あくまで目先の動きの調整といった相場が続きました。

≪各指数≫

日10年国債-0.2300% – 0.015
独連邦債10年物-0.1260% – 0.014
英国債10年物0.9490% – 0.012
米10年債1.5155% + 0.049

日経平均15,566.83 + 243.69 + 1.59%
独 クセトラDAX指数9,612.27 + 164.99 + 1.75%
英 FT100 6,360.06 + 219.67 + 3.58%
ダウ工業株30種17,694.68 + 284.96 + 1.64%
原油(NYMEX/WTI) 49.88 + 2.03 + 4.24%
金(COMEX) 1326.90 + 9.00 + 0.68%

各主要通貨の強弱関係

NZD>AUD>CAD>GBP>EUR>CHF>USD>JPY

ドル(USD)

USDは弱含み。この日は資源国通貨が主に強含んだことでこうした通貨に対しての下落が目立ちました。

アジア時間には日経平均が堅く推移したもののJPY売りにはつながらずむしろJPY買いが強まり、USD/JPYは102円台前半まで下落しました。

もっとも、海外時間に入ると欧米株高・原油高となり全面リスクオンの流れへ。JPYが主要通貨に対し弱含み、クロス円通貨は勢いづく中でUSD/JPYも102円台後半まで持ち直します。

NY時間午後にかけては下落の反動もあり一時JPYが買い戻されたものの、引けにかけては再び売りが優勢となり、102円台後半まで上値を伸ばしました。

この日の米経済指標は強弱まちまちで、相場への影響は限られたものとなりました。

ユーロ(EUR)

EURは中~やや弱含み。

新規材料難の中で方向感に欠けましたが、USD・JPYが弱含んだことでEUR/USD、EUR/JPYはともに下値を切り上げました。

ポンド(GBP)

GBPは中~やや強含み。

特にBrexitに関する追加情報が出なかったこともあり、リスク後退期待から買い戻しが目立ちました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は全般強含み。株高、原油高を受けたリスクオンの流れに沿い買いが優勢となりました。

主な経済指標

≪アジア時間≫

特に無し

≪欧州・NY時間≫

18:00 6月ユーロ圏消費者信頼感指数、マイナス7.3

21:00 6月独CPI速報値、前月比0.1%上昇 予想(0.2%上昇)下回る

21:30 5月米PCE、前月比0.4%増 予想通り ※個人所得は前月比0.2%増と市場予想平均の0.3%程度増を下回った。

23:00 5月米住宅販売保留指数、前月比3.7%低下 予想(1.1%低下)下回る

23:30 EIA週間在庫統計:米エネルギー省が29日発表した週間在庫統計によると、原油在庫は前週比405万バレル減少した。市場予想平均の前週比222万バレル減少を下回った。また、ガソリン在庫は137万バレル増加と市場予想平均の前週比33万バレル減少に反して増加した。

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

安倍晋三首相

29日08:46「市場に不透明感、リスク懸念残る」「G7共同声明は市場に安心感を与えた」

29日08:54「日銀は十分な資金供給を」「麻生財務相に引き続き市場動向に細心の注意を払うよう指示」「あらゆる政策を総動員する決意」

黒田東彦日銀総裁

29日08:59「必要ならいくらでも資金供給ができる」「現時点でドル資金は十分に手当てできている」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

29日09:00「(金融市場)短期的に落ち着きを取り戻している」「為替・金融と実体経済の話は別」

イングリッシュ・ニュージーランド(NZ)財務相

29日09:08「事態がさらに大きく悪化するならば、RBNZには利下げ余地がある」「英国のEU離脱がNZドルの魅力を増す可能性」

萩生田光一官房副長官

29日11:22「(政府・日銀会合)これからも定期的にやっていく」

《欧州》

キャメロン英首相

29日06:25「これが自分にとって恐らく最後のEU首脳会議」「英国が欧州に背を向けることはないだろう」「今夜の議論は建設的だった」

メルケル独首相

29日06:31「BREXITの決定を撤回することは可能ではない」「英国のEU離脱へ向けた手続きが開始されると信じている」

ユンケル欧州委員長

29日06:51「英国からのEU離脱通告なしに交渉は行われないだろう」

コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁

29日15:16「英国民投票後も銀行のファンダメンタルズは変わっていない」

29日23:26「BREXITの投票はシステミックな市場の不全を起こさなかった」「ユーロ圏に流動性の問題は見られていない」

《米国・カナダ》

パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事

29日08:02「世界のリスクは一段と下振れに移行」「市場は秩序ある形で機能している」「米雇用拡大の勢いが失われている可能性を懸念」

29日08:05「米金融セクターは強く、回復力がある」「FRBはスワップラインで流動性供給の用意がある」

29日09:06「金融の状況は特にドル高を通じて2014年以降引き締まっており、複数回の利上げに相当」

29日09:10「ドル高はインフレ率を最大0.25%程度押し下げる可能性がある」

まとめ

これといって特段材料が無い中で、持ち高調整的な動きが続いています。これ以上大きく動くにも市場の余力が残っていないというのが正直なところでしょう。

徐々にボラティリティも戻りつつあり、しばらくはこんな調子が続くのかなと思っています。

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