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2016/07/01 米連休前のドル軟化

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2016/07/01 米連休前のドル軟化

この記事の目次
マーケットのポイント
各主要通貨の強弱関係
主な経済指標
主な要人発言
まとめ

マーケットのポイント

本日はアメリカ独立記念日に伴う米国三連休を前に全体的に小動きながらも、世界的な金利低下の中でUSDが軟化したのが特徴的でした。

他通貨では前日のカーニーBoE総裁によるハト派発言が出たGBPが依然として上値を抑えられ軟調な展開、後は特段サプライズ情報などは無く週末らしい動きとなりました。

≪各指数≫

日本国債10年-0.2530% – 0.036
ドイツ国債10年-0.1260% + 0.004
英国債10年物0.8630% – 0.004
米国債10年1.4441% – 0.026

日経平均15,682.48 + 106.56 + 0.68%
ドイツDAX指数9,776.12 + 96.03 + 0.99%
英FT100 6,577.83 + 73.50 + 1.13%
ダウ工業株30種17,949.37 + 19.38 + 0.11%

原油(NYMEX/WTI) 48.99 + 0.66 + 1.37%
金(COMEX) 1339.00 + 18.40 + 1.39%

各主要通貨の強弱関係

JPY>AUD>NZD>CHF>EUR>CAD>USD>GBP>

ドル(USD)

USDは弱含み、この日はGBPに続き弱さが目立ちました。

アジア時間にはアジア株が全面高となったものの、JPY売りにつながらずむしろ買いが優勢に。この局面ではUSDも強含んだものの、JPYの強さが上回りUSD/JPYは103円台半ばから102円後半台まで下落しました。

欧州時間に入ると米国金利が急激に低下しUSD安の流れは加速し102円台半ばまで下落します。

その後NY時間には米6月ISM製造業景況指数が市場予想を上回る結果になるもUSD買いにはつながらず、上値の重さを確認した形となりました。

引けにかけては102円台半ばを挟んだレンジ推移となり終了です。

ユーロ(EUR)

EURは中~やや弱い。

USDが軟調に推移した影響でEUR/USDが上昇した一方、JPYが強含んだことでEUR/JPYは下落するなど他通貨に振り回される展開となりました。

なお、この日はユーロ圏の経済指標が複数発表されたものの相場への影響は限定的となっています。

ポンド(GBP)

GBPは弱含み、前日に引き続き軟調となりました。

前日カーニーBoE総裁から利下げ示唆となる具体的な発言が出たことで売られやすい地合いとなっており、主要通貨全般に対し下落しました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨がおおむね堅調、CADのみやや弱含み。

この日はUSDが軟調に推移したことで資源国通貨に買いが集まった様子です。

主な経済指標

≪アジア時間≫

08:30 5月完全失業率、3.2% 予想通り

08:30 5月全国消費者物価指数、前年比0.4%低下 予想通り

08:30 5月全世帯消費支出、実質1.1%減 家計調査 予想通り

08:50 6月大企業製造業DI、予想(プラス4)より強い6

10:45 6月Caixin中国製造業PMI、48.6 予想(49.2)下回る

≪欧州・NY時間≫

16:50 6月仏製造業PMI改定値、48.3 予想(47.9)上回る

16:55 6月独製造業PMI改定値、54.5 予想(54.4)上回る

17:00 6月ユーロ圏製造業PMI改定値、52.8 予想(52.6)上回る

17:30 6月英製造業PMI、52.1 予想(50.1)上回る

18:00 5月ユーロ圏失業率、10.1% 予想通り

23:00 6月ISM製造業景況指数 53.2 予想(51.3)を上回る

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

萩生田光一官房副長官

01日11:25「英国のEU離脱踏まえ雇用安定などを注視」

01日11:33「日銀やG7と連携し、為替を含む金融市場の安定に万全を期す」

《欧州》

ノボトニー・オーストリア中銀総裁

01日18:30「英EU離脱後の対応について詳細な見方を示すことは時期尚早」

バイトマン独連銀総裁

02日01:01「英EU離脱対応で追加緩和の必要ない」

《米国・カナダ》

ブラード米セントルイス連銀総裁

01日18:25「米成長率は引き続き2%と予想」「Brexitは米国に大きな影響を与えないだろう」「債券利回りが低い環境は続くだろう」

フィッシャー米連邦準備理事会(FRB)副議長

01日23:07「米経済は5月雇用統計から良くなってきている」「BREXITが英国や欧州に与える影響を考える必要がある」

01日23:12「年初よりもドルは弱くなった」「ドルの予想は困難であり、それは考慮している」「FOMCは会合ごとに政策を決定する」

メスター米クリーブランド連銀総裁

02日00:03「英国民投票後に米見通しへのリスクと不透明感が上昇」「利上げ先送りの長期化は金融安定を脅かす可能性」

02日01:20「FOMCは後手に回っていない、待つことで代償生じず」

まとめ

USDとGBPの弱さが目立った以外、特に材料に欠け小動きな相場となりました。

月初に加え米国三連休を前に積極的な売買を仕掛けようという動きは見られずポジション調整的な1日でした。

来週はFOMC議事要旨や雇用統計など重要なイベントが控えているので注目でしょう。

Brexitに振り回され正直米利上げに対する市場の関心は無くなりつつありましたが、サプライズ情報が出るようであれば注視が必要になりそうです。

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