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2016/07/06 東京~欧州序盤のリスクオフは欧米時間に持ち直し

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2016/07/06 東京~欧州序盤のリスクオフは欧米時間に持ち直し

この記事の目次
マーケットのポイント
各主要通貨の強弱関係
主な経済指標
主な要人発言
まとめ

マーケットのポイント

本日の相場は前日のリスクオフの流れを引き継ぎクロス円通貨を中心に軟調なスタートを見せたものの、欧米時間に入るにつれて徐々に巻き戻しの動きが見え始めたのが特徴的でした。

特にJPYの強さが目立ち、USD/JPYは100円台半ばまで下落するなど、6月24日国民投票日に付けた安値に向かい刻々と安値を模索している状態です。

USD/JPY(4時間足)

USDJPY4h0706

 

一方で弱さが目立つのは依然としてGBPで、こちらも安値を更新しつつあります。

・GBP/USD(4時間足)

 

GBPUSD4h0706

もっとも、一巡後は投資家の過度なリスク回避志向も落ち着きを見せ、多くの主要通貨が当初の下落分を回復するなど売りも一服する形となりました。

各主要通貨の強弱関係

AUD>JPY>EUR>CHF>CAD>USD>NZD>GBP

ドル(USD)

USDは中~やや弱い。

USDJPYsessions0706

アジア時間には特に目立ったニュースも無い中で欧州情勢に対する懸念が残る中で全般リスクオフムードとなり、日経平均も軟調に寄り付いたことでJPY買いが加速。この局面ではUSDも変われましたが、JPYの強さが上回りUSD/JPYは100円台半ばまで下落しました。

一巡後はやや下値を切り上げるも、欧州時間に米金利が低下し始めたことで再び下落へ向かいます。

もっとも、NY時間に入ると米金利が急反発したこと受け再度下値を切り上げ101円台半ばまで持ち直すなど、一定の底堅さを見せました。この日発表された米6月ISM非製造業景況指数が予想を上回ったこともUSDの下値を支えたものを考えられます。

なお、FOMC議事に関してはBrexit前のデータということもあり特に材料視はされていない様子です。

ユーロ(EUR)

EURはやや強い。特段材料は無かったものの、対GBPやUSDで上昇を見せました。

欧州銀行株を中心とした欧州株安傾向は継続しているもののドイツ金利が続落後に持ち直し基調となったこともユーロの下支え要因になったと思われます。

ポンド(GBP)

GBPは弱含み。特に支援材料となる情報が無い中で売られやすい地合いが続きます。

GBP/USD、GBP/JPYなどを中心に安値を更新し続けている状態です。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はまちまち。この日は各々が違った動きを見せました。

特にAUDはリスクオフ局面の中で当初は売りが優勢となったものの、一巡後は急反発しこの日最も強い通貨となりました。

主な経済指標

≪アジア時間≫

特に無し

≪欧州・NY時間≫

15:00 5月独製造業新規受注、予想(1.0%増)下回る前月比横ばい

20:00 前週分米MBA住宅ローン申請、前週比14.2%上昇

21:30 5月米貿易収支、411億ドルの赤字 予想(400億ドル前後の赤字)より弱い

21:30 5月加貿易収支、32.8億カナダドルの赤字 予想より弱い

23:00 6月米ISM非製造業指数、56.5 予想(53.3)上回る

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

世耕弘成官房副長官

6日11:29「日本経済のファンダメンタルズは堅固」「為替や長期金利、株価について具体的なコメントは控える」

《欧州》

欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのビルロワ仏中銀総裁

6日16:38「BREXITのユーロ圏経済への影響を判断するのは時期尚早」

《米国・カナダ》

タルーロ米連邦準備理事会(FRB)理事

6日22:09「英EU離脱への金融システムの準備はできている」

6日22:16「雇用市場は経済のたるみ拡大を示唆」「インフレ上昇を待って様子を見ることがより良い道」「インフレが2%に上昇している証拠が見られない」

6日22:45「われわれはマイナス金利については考えていない」

米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨

7日03:04「ほとんどのメンバーが英国民投票が米経済を妨げ、金融市場を混乱させる可能性があると指摘」

7日03:05「ほとんどの委員は雇用統計が労働市場の見通しについての不確実性を増したと判断」

7日03:07「多くの委員はインフレは2%目標に向かっていると予想したが、その他の委員はインフレ高進は減速しており重要な下振れリスクが見られると指摘」

7日03:08「複数のメンバーは中国の為替政策や高い水準の債務、その他新興国経済が世界の金融安定に及ぼすリスクが不確実と指摘」

7日03:10「2、3人のメンバーが雇用の急速な鈍化や設備投資の弱さ、世界経済や金融の混乱を含めた見通しに下サイドのリスクがあると指摘」

まとめ

特にこれといった材料も無い中で本日の相場はそれなりに動きを見せ、直近に振りかかったリスクがいかに深刻なものなのかを感じさせます。

クロス円通貨を中心に欧米時間には一定の持ち直しを見せましたが、おそらくは持ち高調整の域を出ず、中長期的にはまだまだ下方向へのリスクが消えないでしょう。

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