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2016/07/14 永久債発行のヘッドラインから円安株高金利上昇が進行。BOEは金利据え置き。

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2016/07/14 永久債発行のヘッドラインから円安株高金利上昇が進行。BOEは金利据え置き。

この記事の目次
マーケットのポイント
各主要通貨の強弱関係
主な経済指標
主な要人発言
まとめ

マーケットのポイント

本日はアジア時間午後、「本田前内閣官房参与が4月にバーナンキ前FRB議長と永久国債について協議した」との報道を受け、JPY売りが大きく進行したのが特徴的でした。日経平均が日通し堅調に推移したこともJPY売り材料です。

また、注目のBoE政策金利発表は予想外の据え置きとなりGBPは買い戻しが優勢に。市場予想では利下げ期待が高かっただけに上昇の勢いが強いものとなりました。

GBPJPY5M0714

その他にはオセアニア通貨の動きも特徴的でした。AUDは豪雇用統計の雇用者数が予想を下回るも、正規雇用者数が増えていたことがポジティヴ視され売りは一時的なものにとどまりすぐに反発しました。

一方、NZDはRBNZが経済見通しを来週(7月21日)公表すると発表した事を受け、追加緩和期待から売りが優勢となりました。この経済見通しは通常、定期的に公表されるものではないだけに注目です。

《各指数》

日本国債10年 -0.26% + 0.02
ドイツ国債10年 -0.04% + 0.02
英国債10年物 0.79% + 0.05
米国債10年 1.54% + 0.06

日経平均 16,385.89 + 154.46 + 0.95%
ドイツDAX指数 10,068.30 + 137.59 + 1.39%
英FT100 6,654.47 – 15.93 – 0.24%
ダウ工業株30種 18,506.41 + 134.29 + 0.73%

原油(NYMEX/WTI) 45.68 + 0.93 + 2.08%
金(COMEX) 1332.20 – 11.40 – 0.85%

各主要通貨の強弱関係

GBP>CAD>CHF>AUD>EUR>USD>JPY>NZD

ドル(USD)

USDはやや弱い。特に米国絡みでの材料は無かったものの、BoE後にGBP/USDが上昇したことなどを背景に売りが優勢となりました。

もっとも、この日はUSD以上にJPYが弱かったことでUSD/JPYは上昇へ。朝方の104円台から引けにかけて105円台まで上昇するなど底堅さを見せました。

ユーロ(EUR)

EURは中~やや弱い。特段材料の無い中で他通貨の動きに振られる方向感の無い展開が続きました。

GBPやAUDに大しては弱含む一方、対USD、JPYに対しては強含みEUR/USD、EUR/JPYともに下値を切り上げました。

ポンド(GBP)

GBOは強含み。この日最も強い通貨となりました。

BoE前から全面円安が進行する中でGBP/JPYを中心に買いが優勢となっていたものの、BoEが予想外の据え置きとなるとさらに買いが加速。主要通貨全てに対しGBP高となりました。

もっとも、声明の中で「大半の政策委員が8月に金融緩和を実行すべきだと考えている」などと述べられたことで一巡後は売りが強まり当初に上げ分をほとんど失うなど徐々に方向感が出なくなりました。。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はまちまち。

雇用統計にて正規雇用者数が増えたAUDは強含む一方、NZDはRBNZ が経済見通しを来週公表すると発表した事を受け弱含みました。

CADは特段材料に欠けたものの、前日に原油が急落した反動で持ち直したことを受け買い戻しが強まりました。

主な経済指標

≪アジア時間≫

10:30 豪6 月雇用者数は、0.79 万人増加とコンセンサス(+1.0万人)を下回った。

≪欧州・NY時間≫

20:00 BoE は25bp 利下げとのコンセンサスに反して、金融政策を据え置いた。

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

RBNZ、最新の経済見通しを7月21日に公表すると発表した(通常定期的に公表されない)。

《欧州》

BoE・MPC「大半の政策委員が8月に金融緩和を実行すべきだと考えている」「国民投票後の不確実性が近い将来の経済活動を下押しする可能性が高い」

《米国・カナダ》

ルー米財務長官、英国とEUの協議について、現実的かつ柔軟に取り組むよう双方の当局者に求めた。

ロックハート・アトランタ連銀総裁、英国のEU離脱決定による影響がより明確になるまで、FRBは将来的な利上げに対し「慎重かつ辛抱強い」スタンスを維持する必要があるとの考えを示した。「リセッションの兆しは見えない」「今年1回、あるいは2回の利上げ想像できる」

まとめ

今週頭からここ数日間。全面円安のトレンドが続いています。

先日はヘリコプターマネーへの期待、本日は永久国債発行への期待など、あくまで「期待」に過ぎないにもかかわらずここまで大きく動くのにはいささか疑問を感じます。

もっとも、目先の投機的な動きに逆らうのは危険もあります。月末に行われる日銀会合に向けて今後も様々な憶測が飛び交うかもしれませんが、注意したいものです。

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