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2016/07/26 ヘリコプターマネーへの期待剥落やポジション調整で円全面高。

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2016/07/26 ヘリコプターマネーへの期待剥落やポジション調整で円全面高。

本日の相場は足元の円売りポジションの巻き戻し、およびヘリマネといった経済政策への期待剥落により強烈な円買いが進行したのが印象的でした。

マーケットのポイント

USDJPY0725

アジア時間早朝には日経新聞が今年の第二次補正予算が2兆円程度の規模にとどまる可能性を報じた事を受け、軟調なスタートを切った日経平均の動きと共にJPY買いが進行しました。

この局面では「金融緩和に慎重姿勢を示していたウィールBOE金融政策委員が8月緩和支持に転じた」という旨の紙報道を受けてGBPが軟化したこともあり、主にGBP/JPYを中心とするクロス円通貨が全般下落しました。

その後欧州時間にかけて全面円高の流れは止まらず、USD/JPYも朝方に付けた105円台後半の高値から一時104円を割り込むなど急激な値動きとなりました。

《各指数》

日本国債10年 -0.25% – 0.005
ドイツ国債10年 -0.04% + 0.01
英国債10年物 0.82% + 0.012
米国債10年 1.56% – 0.012

日経平均 16,383.04 – 237.25 – 1.43%
ドイツDAX指数 10,247.76 + 49.52 + 0.49%
英FT100 6,724.03 + 13.90 + 0.21%
ダウ工業株30種 18,473.75 – 19.31 – 0.10%

原油(NYMEX/WTI) 42.92 – 0.21 – 0.49%
金(COMEX) 1328.30 + 1.10 + 0.08%

各主要通貨の強弱関係

JPY>NZD>AUD>CAD>USD>GBP>EUR>CHF

ドル(USD)

USDは中~やや弱い。

JPYが強含んだことでその対価としてのUSDが進行しUSD/JPYは大幅に下落しました。一方、この日はAUDを中心とする資源国通貨が強含んだことでそれらに対しては売りが優勢となるなど区々な動きを見せました。

なお、米経済指標は強弱まちまちとなり、FOMCを控えていることもあり相場への影響は限定的にとどまりました。

ユーロ(EUR)

EURは弱含み。特段材料は無かったものの、EUR/AUDなど対資源国通貨での売りが目立ったようです。

全般円高の中でEUR/JPYも大幅に下落し、一巡後も上値の重い展開となりました。

ポンド(GBP)

GBPは弱含み。緩和に慎重姿勢をとっていたウィールBOE金融政策委員が8月緩和支持に転じたとの報道を受けてアジア時間早朝より売りが強まりました。

先週の英PMIが弱い結果となったこともあり、ここ直近のGBPは上値が重い様子です。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は全般強含み。特に材料は伝わりませんでしたがNZDを中心に対USDやEURでの買いが集まりました。よって対円では下落したものの、他通貨に比べて下落幅は小さくとどまりました。

主な経済指標

≪アジア時間≫

07:45 6月NZ貿易収支、予想(1億5000万NZドル程度の黒字)より弱い1.27億NZDの黒字

≪欧州・NY時間≫

22:00 5月ケースシラー指数、予想(5.5%上昇)下回る 前年比5.2%上昇

23:00 7月リッチモンド連銀製造業景気指数、プラス10 予想(マイナス5)上回る

23:00 6月米新築住宅販売件数、59.2万件 予想(56万件程度)上回る

23:00 7月米消費者信頼感指数、予想(96.0程度)上回る97.3

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

安倍晋三首相

26日11:29「20年度の財政健全化目標を堅持する」「補正予算と来年度予算を一体として切れ目ない対応を」

26日11:31「政策効果の高い施策への重点化と歳出改革の具体化進める」

石原伸晃経済再生相

26日12:15「財政健全化目標は厳しい道のりだが達成可能」

26日12:22「デフレ脱却というところまでは来ていない」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

26日13:20「経済対策の規模は調整中だ」

26日13:22「金融政策の具体的な手法は日銀にゆだねるべき」「物価安定目標実現に向け最大限の努力続けること期待」

26日13:27「ゼロ金利環境を最大限に利用して経済政策を講じる」

《欧州》

特に無し

《米国・カナダ》

特に無し

まとめ

足元で続いてた経済政策への期待が剥落し、大幅な円高となりました。

その他にもFOMCや日銀会合といったビッグイベントを控えポジション調整目的の取引も多く含まれているのでしょう。

何にせよ、明日はいよいよFOMCなので結果に注目したいです。

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