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2016/08/03 ガソリン在庫減少からCAD買い戻し。米国指標はまちまち。

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2016/08/03 原油在庫減少からCAD買い戻し。米国指標はまちまち。

マーケットのポイント

本日は注目の重要米経済指標がまちまちの数値となった一方でUSDが対EURを中心として強含んだのが主なポイントです。

アジア時間には特段材料も無かったものの、アジア株が全般売られる中でUSDとJPYが買われる動きとなったことでUSD/JPYは101円を挟んだレンジ推移となりました。

欧州時間に入っても主要通貨は方向感の無い動きとなり、NY時間に控えた米経済指標待ちといった感じでした。

USDJPY0808

NY時間に入るとADP雇用統計やISM非製造業景況指数といった米経済指標の結果は区々となったものの米金利は上昇。その流れに沿う形で主にEURに対して強含みます。もっとも、EIA原油在庫統計にて原油が大幅減少との結果が出るとCADを中心とした資源国通貨が勢いづいたことでこれらに対しては弱含むなど別々の動きを見せました。

総じて見ると、米経済指標もそこまで市場予想とかけ離れた数字でもなく明確なドル高要因とはならなかったという印象を受けます。どのみち金曜日の雇用統計を見極めるまではどっちつかずの状態が続きそうです。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0830% – 0.008
ドイツ国債10年 -0.0380% – 0.002
英国債10年物 0.8020% – 0.006
米国債10年 1.5420% – 0.014

日経平均 16,083.11 – 308.34 – 1.88%
ドイツDAX指数 10,170.21 + 25.87 + 0.26%
英FT100 6,634.40 – 11.00 – 0.17%
ダウ工業株30種 18,355.00 + 41.23 + 0.23%

原油(NYMEX/WTI) 40.83 + 1.32 + 3.34%
金(COMEX) 1364.70 – 7.90 – 0.58%

各主要通貨の強弱関係

CAD>USD>GBP>AUD>JPY>EUR>CHF>NZD

ドル(USD)

USDは強い。EURやCHFなどに対しては強含んだ一方でCADやAUDなど資源国通貨に対しては弱含むなど区々な動きとなりました。

なお、ADP雇用統計は市場予想を上回り、ISM非製造業景況指数は予想を下回るなどまちまちとなりましたが米金利は上昇へ向かいました、

ユーロ(EUR)

EURは弱い。特にニュースは無い中でUSDが上昇した対価としての売りが見られ、EUR/USDは前日の上昇とは打って変わって下落しました。

ポンド(GBP)

GBPは強い。特段材料は伝わらなかったもののBoE政策金利発表を前にポジション調整的な売買が持ち込まれたものと思われます。もっとも、この日はUSD、JPYともに強含んだことでGBP/USD・GBP/JPYは方向感の出にくい動きとなりました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はおおむね強い。NZDだけ原因はわかりませんが独歩安となりましたが、NY時間に発表されたEIA原油在庫統計にてガソリンが大幅に減産されたことがわかるとCADを中心に買いを誘いました。

主な経済指標

≪アジア時間≫

10:45 7月Caixin中国サービス部門PMI、51.7に悪化

≪欧州・NY時間≫

17:30 7月英サービス業PMI改定値、47.4 予想通り

18:00 6月ユーロ圏小売売上高、前月比横ばい 予想通り

20:00 前週分米MBA住宅ローン申請、前週比3.5%低下

21:15 7月ADPリポート非農業部門雇用者17.9万人増 予想(17万人程度増)上回る

23:00 7月米ISM非製造業指数、55.5 予想(55.9)下回る

23:30 EIA週間在庫統計:米エネルギー省が3日発表した週間在庫統計によると、原油在庫は前週比141万バレル増加した。市場予想平均の前週比149万バレル減少に反して増加した。また、ガソリン在庫は326万バレル減少と市場予想平均の前週比39万バレル減少を下回った。

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

6月15-16日分の金融政策決定会合議事要旨

3日08:53「何人かの委員は、マイナス金利政策の効果は、既に貸出金利の低下や社債発行額の増加などにみられるが、実体経済への波及の度合いを見極める必要があり、現在の金融政策を継続すべきであると見解で一致した」「一人の委員は、銀行貸出全体の増加率は高まっておらず、マイナス金利政策の効果は明確にはみられないとの見方を示した」

3日08:54「委員は、物価の基調的な動きが重要であるとの認識を共有した」「何人かの委員は、消費者物価(除く生鮮食品・エネルギー)の前年比が、4月に+0.9%とプラス幅を幾分縮小した背景として、個人消費の一部に弱さがみられることを挙げた」「このうち一人の委員は、こうしたもとで、新年度入り後の価格改定の動きは昨年ほど拡がっていないと述べた」「複数の委員は、サービス価格の伸びは高まっているが、財価格の伸びの鈍化を相殺するまでにはなっていないと述べた」

3日08:55「複数の委員は、英国のEU離脱問題の帰趨が、欧州をはじめ世界経済に対して与える影響には注意が必要であるとの見解を述べた」「何人かの委員は、英国のEU離脱に関する国民投票の結果とその後の金融経済動向を見極める必要があると付け加えた」

3日08:57「ある委員は、日本経済は雇用・所得環境の改善を背景に、基調としては緩やかに拡大していくと考えられるが、このところ個人消費の一部に弱さがみられることや、円高の負の影響が今後現れてくることを踏まえると、下振れリスクは大きいとの見方を示した 」

浅川雅嗣財務官

3日09:29「為替市場に神経質な動きがある」「為替市場を注視している」

3日16:05「為替相場に一方的な動きみられる」「必要な場合はきっちり対応する」「為替相場、緊張感もって注視する」

3日16:09「為替相場にかなり一方的で投機的な動きみられる」「金利や為替のボラティリティが高まっている」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

3日14:25「ブレグジット後、日本の発案でG7電話会談し為替乱高下防げた」

3日14:36「2013年の共同声明以降、日銀と話通じるようになった」

菅義偉官房長官

3日14:44「経産相に世耕弘成氏」

安倍晋三首相

3日18:32「最優先課題は経済」「未来への投資を大胆に行う補正を秋の臨時国会に提出」

3日18:35「世耕経産相、成長戦略の切り込み隊長と期待」「山本幸三氏とは野党時代からアベノミクス練り上げてきた」

3日18:54「金融政策の具体的手段は日銀にゆだねるべきだ」「日銀が物価目標に向かって進んでいくものと考えている」「政府日銀一体で全力でデフレ脱却に取り組んでいく」「黒田日銀総裁の手腕を信頼」

山本幸三地方創生相

3日22:22「金融、財政政策でデフレからの脱出速度を上げる」

《欧州》

バイトマン独連銀総裁

4日02:51「量的緩和(QE)を調整する可能性がある」

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁

4日04:32「インフレ圧力はそれほどみられない」

《米国・カナダ》

エバンズ米シカゴ連銀総裁

4日02:02「今年は1度の利上げが恐らく適切だろう」「2018年末までに2%のインフレ達成はないだろう」

まとめ

金曜日の雇用統計を前に依然として方向感の出にくい状態が続いています。

明日はBoE政策金利発表です。市場の予想は利下げとなっていますが、それ以上の焦点は

どれだけの利下げになるか+追加利下げの余地はありそうか

という部分でしょう。逆に思ったよりも余地が無さそうであればGBPは買いで反応する可能性も拭えないので注意が必要でしょう。

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