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2016/08/09 堅調な米雇用統計後、株高円全面安。

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2016/08/09 堅調な米雇用統計後、株高円全面安。

マーケットのポイント

本日の相場は

・先週の良好な米雇用統計の余韻からUSD高が継続
・欧州時間に「OPECが9月に非公式会合を開催」との報道が流れたことで原油高騰および資源国通貨の上昇

が主なポイントになります。

アジア時間には週初という事もあり主要通貨は動意に乏しく特段大きな動きはありませんでした。

その後欧州時間に入ると上述の理由から原油相場が上昇、それにつれる形でAUDやCADといった資源国通貨が勢いづきます。この際、資源国通貨に対してUSDは弱含んだものの資金調達通貨に対しては弱含み、USD/JPYは102円台半ばと先週末に付けた高値を更新しました。

キャプチャ

もっとも、一巡後は伸びも鈍化し方向感が出にくくなり反落。米金利や米株価がそこまで上昇しなかったことも相場の重しとなったと考えられます。

引けにかけてはどの通貨も動きの鈍い展開となり、夏休みらしい相場となりましたね。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0390% + 0.054
ドイツ国債10年 -0.0650% + 0.002
英国債10年物 0.6120% – 0.060
米国債10年 1.5920% + 0.004

日経平均 16,650.57 + 396.12 + 2.44%
ドイツDAX指数 10,432.36 + 65.15 + 0.63%
英FT100 6,809.13 + 15.66 + 0.23%
ダウ工業株30種 18,529.29 – 14.24 – 0.08%

原油(NYMEX/WTI) 43.02 + 1.22 + 2.92%
金(COMEX) 1341.30 – 3.10 – 0.23%

各主要通貨の強弱関係

AUD>CAD>EUR>USD>NZD>CHF>GBP>JPY

ドル(USD)

USDは中~やや強。先週の雇用統計後の流れが継続しおおむね堅調な動きとなったものの、原油先物の上昇で資源国通貨が勢いづいたこともありこれらの通貨に対しては売りが出、全体で見るとどっちつかずの動きになったといえます。

ユーロ(EUR)

EURはやや強。特段材料も無い中で他通貨の動きに振らされる展開となりました。USDが対EURで強含んだ影響からEUR/USDは上値が重かったものの、EUR/JPYはUSD/JPYにつれる形で上昇しました。

ポンド(GBP)

GBPは弱。先週のBoEにてさらなる追加緩和期待が高まったことで売られやすい地合いが続いています。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はおおむね堅調。欧州時間に入り「OPECが9月に非公式会合を開催」との報道が流れたことで原油が上昇した流れに沿いました。なお、その中でもNZDのみやや弱さが目立ちましたが要因は良くわかりません。

主な経済指標

≪アジア時間≫

特に無し

≪欧州・NY時間≫

15:00 6月独鉱工業生産、前月比0.8%上昇 予想上回る

21:30 6月カナダ住宅建設許可、5.5%減 予想下回る

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

日銀金融政策決定会合における主な意見(7月28-29日分)

8日08:54「Brexitをはじめとする海外経済の最近の不確実性の高まりに対応するため、企業と金融機関の外貨資金調達環境の安定化策に加え、ETF買入れ額の倍増により、民間経済主体の前向きな経済活動をサポートすることが適当である」「海外発の不確実性が企業・家計の心理悪化に波及することは何としても防がなければならない。最も有効な手段はETFの買入れであり、思い切って倍増すべきだ」「海外発の不確実性が企業や家計のコンフィデンスに影響しているため、ETF買入れを年間6兆円に倍増するといった資産価格に働きかける緩和策が有効である」

8日08:54「年間6兆円のETFの買入れ額は過大であり、市場の価格形成を歪め、出口の難度を高めるほか、本行財務への悪影響も懸念される」「ETF買入れ増額は、政策の限界を一層明確に意識させるほか、政策の逐次投入とみられ、際限ない催促相場に陥るリスクがある」「ETF買入れ増額は、追加緩和が必要な経済環境でない、市場を歪めボラティリティ上昇に繋がる、本行の財務健全性を一段と損ねる、本行が株価を目標にしているとの誤ったメッセージとなる、こと等から反対である。むしろ減額が妥当である 」

8日08:55「2%の『物価安定の目標』をできるだけ早期に実現する観点から、『量的・質的金融緩和』導入以降の経済・物価動向や政策効果について、次回会合で総括的な検証を行うことが適当である」「この3年で経済・物価は大きく好転したが、『物価安定の目標』は達成できていない。2%の早期実現に何が必要かという視点から総括的な検証が必要だ」「『物価安定の目標』達成のための具体的な政策対応を考えるうえで、『量的・質的金融緩和』導入以降の経済・物価動向や政策効果について総括的な検証が必要である」

8日08:57「金融緩和の限界、副作用という考えを否定することが必要である。金融緩和の「量」の限界は、国債の発行残高である。また、金融緩和の出口で、金利の上昇により日銀の収益がマイナスになりうることが金融緩和の制約になるという議論があるが、量的緩和によって日銀の収益は拡大していること、金利の上昇により長期的には日銀の収益が増大することから、そのような制約はない 」「生保の資産・負債のマッチング行動等を背景に、超長期国債は需給が逼迫するもとで流動性は大きく低下しており、先行きボラティリティが高まるリスクがある。これは国債買入れの困難度の高まりを象徴しており、国債市場全体の将来の姿を先取りしている」

石原伸晃経済再生相

8日10:57「マイナス金利政策、住宅金利など金利引き下げ効果は現れている」「金利低下が消費や投資の拡大につながっていくことを期待」「マイナス金利の実体経済への影響を注意深く見守っていく必要がある」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

8日13:11「中国経済、短期的には市場の安定を」「中国経済、中長期的には構造改革を」

安倍晋三首相

8日15:26「天皇陛下が国民に向けて発言されたことを重く受け止める」

《欧州》

特に無し

《米国・カナダ》

特に無し

まとめ

一応、先週末からのUSD高が継続する形にはなりましたが全体で言えばやはりそこまで大きな動きは無く月曜日らしい相場でしたね。

夏休みに入る投資家も多く、しばらくはまったりとした相場が続きそうです。

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