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2016/08/18 FOMC議事録を受けてドル全面安。英指標上振れでポンド全面

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2016/08/18 FOMC議事録を受けてドル全面安。英指標上振れでポンド全面

マーケットのポイント

本日の相場は

・FOMC議事録の内容がややハト派と見られたことからドルが全面安になったこと
・英小売売上高が予想を上振れたことで目下のリスク懸念が後退しGBPが急伸したこと

が主なポイントとなります。

USDJPY0818

アジア時間には前日のNY時間に公表されたFOMCが期待ほどタカ派でなかったことからドル安が進行した流れをそのまま引き継ぎUSDが全面的に売られ、加えて日経平均も軟調に推移したことでJPYが買われUSD/JPYは100円を割り込みました。

もっとも、この水準では本邦による円売り介入警戒感も強く一本調子というわけにもいかず一巡後は欧州時間にかけて反発しました。英小売売上高が予想よりも良好な結果となるとGBPが急伸、GBP/USD・GBP/JPYの上昇に沿う形でUSDとJPYは弱含んだものの、この局面ではJPY売りの方が強かったことでUSD/JPYは100円台半ばまで回復します。

その後NY時間にダドリーNY連銀総裁の「利上げ時期の判断基準は雇用の伸びでGDPではない」といった発言の他、ウィリアムズ・サンフランシスコ連銀総裁の「米経済は早期利上げを正当化する十分な強さがある」などの発言が出ると米金利は上昇しUSDは買い戻されるも、流れは長続きせずにすぐに反落。再び100円を割り込む水準まで低下しました。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0820% – 0.012
ドイツ国債10年 -0.0820% – 0.032
英国債10年物 0.5500% – 0.013
米国債10年 1.5356% – 0.014

日経平均 16,486.01 – 259.63 – 1.55%
ドイツDAX指数 10,603.03 + 65.36 + 0.62%
英FT100 6,868.96 + 9.81 + 0.14%
ダウ工業株30種 18,597.70 + 23.76 + 0.13%

原油(NYMEX/WTI) 48.22 + 1.43 + 3.06%
金(COMEX) 1357.20 + 8.40 + 0.62%

各主要通貨の強弱関係

GBP>CHF>EUR>NZD>CAD>AUD>JPY>USD

ドル(USD)

USDは弱。前日のFOMC議事録でややハト派な内容が流れた影響で売りが強まりました。

ユーロ(EUR)

EURはやや強。この日はUSD、JPYともに弱含んだことでEUR/USD・EUR/JPY両方上昇しました。EUR/USDは1.13ドル後半まで上昇し6月24日以来の高値を付けています。

ポンド(GBP)

GBPは強。欧州時間に発表された英小売売上高が市場予想を上回ったことで買いを誘いました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は総じてやや方向感無し。

AUDは豪雇用統計が良好な数字となったことで発表直後は上昇したものの、一巡後は上値が重くなり徐々に切り下げへ。NZDもつれる形で同様の動きとなりました。

CADは特に方向感が出にくい状態が続いていましたが、欧州時間後半~NY時間にかけて原油先物が上昇したことで買いが強まりました。

主な経済指標

≪アジア時間≫

10:30 7月豪新規雇用者数、2.62万人増 予想上回る

≪欧州・NY時間≫

17:30 7月英小売売上高、予想上回る 前月比1.4%上昇

18:00 7月ユーロ圏HICP、0.2%上昇 予想通り

21:30 米新規失業保険申請件数26.2万件 予想より強い

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

浅川雅嗣財務官

18日10:17「為替、過度の変動があればきちっと対応する」「過度な動きとは投機的な動きかどうか」「市場を注視する」

18日14:39「3者会合は臨時的に開いた」

18日14:42「投機的な動きがあれば適切な措置を取る」「乱高下が見られる」「足もとの動きについてはコメントを控える」

《欧州》

特に無し

《米国・カナダ》

ダドリー米ニューヨーク連銀総裁

18日23:01「労働市場の状況は引き続き改善」

18日23:02「強い雇用指標は景気減速懸念を緩和」

18日23:46「雇用拡大は引き続き非常に力強い」

18日23:51「下期と第3四半期GDP、上期より格段に強い伸びに」「下半期の成長率は2%以上に」

19日00:04「強い第3四半期GDPは政策を引き締めにより傾けるだろう」

19日00:06「毎月5-10万の雇用は安定的な失業率を恐らく意味する」

まとめ

依然としてUSD/JPYは100円台を挟み行ったり来たりとした展開が続いています。指標データや要人発言などにバラつきが見られなかなか方向感を掴めない様子。

特にこの数日は本当に明確な動きが出ておらず新規の材料待ちといったところでしょうか。

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