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2016/09/06 米8月ISM非製造業が6年半ぶりの低水準となり、ドル全面安

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2016/09/06 米8月ISM非製造業が6年半ぶりの低水準となり、ドル全面安

マーケットのポイント

本日の相場は米8月ISM非製造業が市場予想を下振れた事で利上げ期待が後退、それに伴い全面ドル安が進行したのが主なポイントになります。

アジア時間には特段USD絡みのニュースは無かったものの、浜田内閣官房参与が「日銀はFOMC 決定前の追加緩和は控えるべき」と発言した事が材料視されJPYが強含みUSD/JPYは上値を切り下げました。もっとも、この動きも一時的に留まり全体としてはレンジ推移といった動きとなりました。その他通貨では、RBAを前に豪経常収支の強い結果を受けAUDが買われたのが印象的でした。実際のRBA政策金利発表は予想通り据え置きとなり相場への影響は限定的となりました。

欧州時間には米金利が低下し始めたのをきっかけにUSD売りが進行、USD/JPYはやや下落基調となり前日の安値付近まで下落します。

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その後、NY時間に発表された米8月ISM非製造業景況指数が市場予想を大幅に下回ると一気にUSD売りが加速し、USD/JPYは目先のストップを誘発しながら下落へ向かいました。なお、今回の数値は2008年以来の低下幅となっており市場の反応もそれだけビビッドなものになったと思われます。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0180% + 0.015
ドイツ国債10年 -0.1110% – 0.063
英国債10年物 0.6610% – 0.057
米国債10年 1.5340% – 0.068

日経平均 17,081.98 + 44.35 + 0.26%
ドイツDAX指数 10,687.14 + 14.92 + 0.14%
英FT100 6,816.90 – 18.88 – 0.28%
ダウ工業株30種 18,538.12 + 46.16 + 0.25%

原油(NYMEX/WTI) 44.83 + 0.39 + 0.88%
金(COMEX) 1354.00 + 27.30 + 2.06%

各主要通貨の強弱関係

NZD>AUD>JPY>>CHF>GBP>EUR>CAD>USD

ドル(USD)

USDは弱。米8月ISM非製造業景況指数が6年ぶりの低水準になった事が伝わると全面USD売りとなりました。

ユーロ(EUR)

EURはやや弱。この日はUSDの弱さが目立った事でEUR/USDは上昇した一方、JPYの上昇がEURの強さを上回った事でEUR/JPYは下落しました。

ポンド(GBP)

GBPは中~。特段GBP絡みの材料は無く、他通貨の動きに振らされた形。USDが全面安となった事でGBP/USDは6月24日の戻り高値が視野に見えつつある水準まで上昇しました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はまちまち。オセアニア通貨の強さが目立った一方、CADは弱含みました。

なお、この日最も強い通貨となったNZDの底堅さはNZ乳業大手フォンテラの物価指数が上昇した事が支援材料と思われます。

主な経済指標

≪アジア時間≫

10:30 4-6月期豪経常収支、155億豪ドルの赤字 予想より強い

13:30 豪中銀、政策金利1.50%に据え置き 予想通り

18:00 4-6月期ユーロ圏GDP確定値、前期比0.3%増 予想通り

≪欧州・NY時間≫

23:00 8月米ISM非製造業指数、51.4 予想下回る

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

麻生太郎副総理兼財務・金融相

6日10:47「積み上げた話がG20首脳会議で認められたのは成果」「G7仙台で積み上げた話が宣言に乗った」

浜田宏一内閣官房参与

6日11:30「日銀はFOMC決定前の追加緩和は控えるべきだ」

オーストラリア準備銀行(RBA)声明

6日13:30「豪ドル高が経済的な調整を複雑化する可能性」

6日13:33「インフレは非常に低いまま」「最近のデータは全体的な成長は継続していることを示唆」

6日13:33「政策スタンスを変更しないことが経済の持続可能な成長と、時間をかけてインフレ目標を達成することに一致すると判断」

6日13:34「住宅価格はここ一年で緩やかに上昇している」

《欧州》

ショイブレ独財務相

6日17:08「ドイツ経済は堅調に成長している」「ドイツの雇用者はこれまでにないほど多い」

《米国・カナダ》

ラッカー米リッチモンド連銀総裁

7日02:47「FRBは政治的圧力から隔離される必要がある」

ジョージ米カンザスシティー連銀総裁

7日02:49「FRBの官民による構成を改めて主張」

まとめ

先週末から続いていたドル高が一転、この日は大幅下落となりましたね。6年ぶりの低下幅を見せた米8月ISM非製造業景況指数ですが、しばらくの間は米経済指標に一喜一憂する相場が続きそうです。

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