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2016/09/15 米小売売上高下振れも方向感が出にくい展開

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2016/09/15 米小売売上高下振れも方向感が出にくい展開

マーケットのポイント

本日の相場は米小売り売上高をはじめとする各種米経済指標が予想よりも弱い結果となった事でUSD売りが強まったのが主なポイントです。もっとも、来週に日銀会合やFOMCを控えている事もあり一本調子で動くというわけにもいかずその動きも長続きはしなかったのが印象的でした。

アジア時間には日経平均が軟調に推移する中でリスク回避のJPY買いが進行、USD/JPYは一時102円を割り込みます。もっとも、102円という下値の堅さを確認する形ですぐに反発を見せその後は102円台半ばまで上昇するなど行って来いの形になりました。

欧州時間に入るとUSD買いが強まりUSD主導でUSD/JPYはさらに上昇したものの、長続きはせず米経済指標待ちのムードに。

NY時間に発表された米小売売上高が市場予想を下振れた事がわかると米金利の低下と共にUSD売りで反応しUSD/JPYは再度102円を割り込みます。一巡後、米金利の低下一服も相場の支えとなりUSDは買い戻しの動きへと向かい当初の下落分を取り戻しましたが、引けにかけては再び戻り売りが入るなどやや方向感に欠けた展開となりました。

その他通貨で見ると、AUDが豪雇用統計において雇用者数が予想よりも減少した事を受けて一時は売りで反応したものの、失業率が低下した事で強弱まちまちといった内容となったためその後はすぐに持ち直し相場への影響は限定的に留まりました。

GBPはBoE政策金利発表は予想通り据え置きになりましたが、声明文で「8月の見通しと一致するならば、大半のメンバーがさらなる利下げを予想」など年内追加緩和が示唆された事もあり発表後は売りが強まりました。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0380% – 0.017
ドイツ国債10年 0.0320% + 0.011
英国債10年物 0.8910% + 0.017
米国債10年 1.6907% – 0.007

日経平均 16,405.01 – 209.23 – 1.26%
ドイツDAX指数 10,431.20 + 52.80 + 0.51%
英FT100 6,730.30 + 56.99 + 0.85%
ダウ工業株30種 18,212.48 + 177.71 + 0.99%

原油(NYMEX/WTI) 43.91 + 0.33 + 0.76%
金(COMEX) 1318.00 – 8.10 – 0.61%

各主要通貨の強弱関係

AUD>NZD>JPY>CAD>CHF>GBP>USD>EUR

ドル(USD)

USDは弱。NY時間に発表された米経済指標が総じて弱い数値となった事で売りが強まりました。

ユーロ(EUR)

EURは弱。EUR/USDはUSDとの強弱関係が出にくかった事で方向感が出ず、EUR/JPYはUSD/JPYほぼと同様の動きとなりました。

ポンド(GBP)

GBPは弱。BoEは据え置きに留まったものの声明文でハト派な内容が流れた事で売りが強まりました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

主な経済指標

≪アジア時間≫

10:30 豪8月雇用統計:雇用者数は予想(+1.5 万人)に反して0.39 万人減少した。

≪欧州・NY時間≫

20:00 英中銀、政策金利発表 0.25%に据え置き 0.25%

21:30 8月米小売売上高 前月比 ▲0.3% 0.1%・改

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

特に無し

《欧州》

スイス国立銀行(SNB)声明

15日16:30「スイスフランは依然として著しく過大評価されている」

15日16:31「SNBは必要に応じて為替市場で引き続き活動する」

15日16:34「2016年のGDPはおおよそ1.5%の見通し(前回は1.0-1.5%)」「2016年のCPIはマイナス0.4%の見通し(前回はマイナス0.4%)。2017年は0.2%(前回は0.3%)。2018年は0.6%(前回は0.9%)」

ジョーダンスイス国立銀行(中央銀行、SNB)総裁

15日18:43「スイスフランは過大評価されている」「介入についてはコメントしない」

英中銀金融政策委員会議事要旨

15日20:00「0.25%の政策金利の据え置きを9対0で決定。資産買い入れプログラムの規模の維持を9対0で決定した」

15日20:02「8月の見通しと一致するならば、大半のメンバーがさらなる利下げを予想」

バイトマン独連銀総裁

16日02:16「インフレはECBの目標に2018年末までに一致する見通し」

《米国・カナダ》

特に無し

まとめ

来週にビッグイベントを控えている事もあり、指標の結果に対して素直な動きというわけにもいかない相場になりました。

積極的に売買を行おうという意欲に欠け、しばらくは方向感の定まらない動きが続くのではないでしょうか。

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