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2016/09/23 原油安小幅ドル高が進行。マーケットの焦点は米大統領選へ。

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2016/09/23 原油安小幅ドル高が進行。マーケットの焦点は米大統領選へ。

マーケットのポイント

本日の相場は原油先物が下落する中で対資源国通貨を中心にUSDが強含んだのが主なポイントになります。

アジア時間には前日FOMC後のドル安が一服する形でUSDが全般強含みUSD/JPYは101円台前半まで上昇しました。

欧州時間に入るとGBPや資源国通貨の弱さが目立ち始めこれらの通貨に対しUSDはさらに続伸、GBP/USDは8月16日に付けた安値以来の1.29ドル台前半まで下落します。

NY時間にはカナダの経済指標が発表されましたが、CPIや小売が予想を下振れた事を受けてCADが全般安へ。原油の軟調な推移も相場の重しとなり資源国通貨全般弱含みました。この局面でのUSDの動きは区々で、資源国通貨に対しては強含んだ一方EURやGBPなど欧州通貨に対しては弱含みました。

各指数の変化

各主要通貨の強弱関係

EUR>USD>CHF>JPY>AUD>GBP>NZD>CAD

ドル(USD)

USDは強。前日のFOMCにて利上げ見送りとなり全般下落していたものの、年内利上げの可能性を残す声明も含まれていた事が相場の支えになったものと思われます。原油価格の下落もドル高要因になりました。

ユーロ(EUR)

EURは強。コンスタンシオ副総裁による「長期にわたる低金利は金融安定に対するリスクを招く」などECB高官の追加緩和に対しネガティヴな発言が伝わった事が支援材料と思われます。

ポンド(GBP)

GBPは弱。ここ最近は売られやすい地合いが続いておりGBP/USDを中心に安値を更新し続けています。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はおおむね弱。原油安を背景に全般売りが進行しました。特にCPIおよび小売売上高の下振れを受けたCADの下落が目立ちました。

主な経済指標

≪アジア時間≫

特になし

≪欧州・NY時間≫

17:00 9月製造業購買担当者景気指数(PMI、速報値) :予想:51.5、結果:52.6

17:00 9月サービス部門購買担当者景気指数(PMI、速報値):予想:52.8、結果:52.1

21:30 カナダ8月消費者物価指数(CPI)(前年同月比):予想:1.4%、結果:1.1%

21:30 7月小売売上高(前月比):予想:0.1%、結果:-0.1%

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

石原伸晃経済再生相

23日10:36「為替市場動向を注視していく」「FOMC声明文を読むと利上げ近しと思う」「日銀政策転換はそれなりに上手くいった気がする」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

23日10:50「問題はデフレ不況だ」

23日10:56「日銀と政府がいっしょになって色々やらないといけない」

菅義偉官房長官

23日11:27「足もとの為替市場は極めて神経質な動き」「引き続き市場の動きを注視したい」「このような動きが継続すれば必要な対応をとる」

23日11:34「日銀の政策は日銀に委ねる」「(外債購入)日銀はそうしたことは発言していないと承知」

安倍晋三首相

23日21:21「アベノミクスを加速する」「これからも経済最優先、全力で取り組みたい」「世界経済はさまざまなリスクに直面」「臨時国会はアベノミクス加速国会」

《欧州》

エルドアン・トルコ大統領

23日14:03「トルコ中銀が翌日物貸出金利を引き下げたことを歓迎。今後も継続するべき」

コンスタンシオ欧州中央銀行(ECB)副総裁

23日16:06「回復は予想よりずっと長くかかっている」

23日16:07「長期の低金利は安定性リスクを招く」

バイトマン独連銀総裁

23日23:24「BREXITによるユーロ圏の短期的な影響は限定的」「世界経済の成長に勢いはあまりない」

《米国・カナダ》

ローゼングレン米ボストン連銀総裁

23日21:56「利上げ見送りは著しい不均衡生じさせるリスク」

23日21:57「緩やかで段階的な引き締めを今は支持」「完全雇用オーバーシュートは回復短縮の可能性も」

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁

24日00:09「労働市場にはたるみが残ってると確信」

24日00:14「遅すぎるよりも早すぎる利上げに懸念」

カプラン米ダラス連銀総裁

24日01:37「世界の原油需給、2017年上期には均衡回復へ」

24日01:45「米国のGDP成長率はどこから見ても遅い」「2016年のGDP成長率は1.7%と見込んでいる」

24日01:47「FOMCは利上げに際して辛抱強い姿勢でいられる」「米経済は過熱していない」

ロックハート米アトランタ連銀総裁

24日02:34「我々は雇用に関して進展している」

まとめ

原油安を背景に資源国通貨の弱さが目立った1日となりました。9月26~28日にアルジェリアにて開催される産油国会合についてサウジアラビア関係者が「意見交換の場であり生産水準を巡る決定には至らない」と発言した事などが嫌気された模様です。

来週は重要な米経済指標やFed高官の発言が多く予定されている事もあり今後の指針を見る上で大事な週になりそうです。

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