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2016/09/29 ドイツ銀行株暴落でNY時間には円高ドル高

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2016/09/29 ドイツ銀行株暴落でNY時間には円高ドル高

マーケットのポイント

本日の相場は、前日のNY時間のOPECが減産合意に達した事からアジア時間~欧州時間にかけてリスクオンの動きが広がるも、NY時間には欧州銀行株価への懸念が再燃した事からリスクオフへと一転した事が主なポイントになります。

アジア時間にはOPEC絡みの報道を受けて全面リスクオンへ、日経平均をはじめとするアジア株が堅調に推移する中でJPY売りが進行。USD/JPYは100円台半ばから101円台後半まで上昇、EUR/JPYも114円台まで値を伸ばしました。

欧州時間に入ると欧州株も堅調な寄り付きを見せたものの、直前で大きく動いていた事もありJPY売りも一服、クロス円通貨全般徐々に上値が重くなりUSD/JPYは101円台半ば、EUR/JPYは113円台半ばまで反落しました。

その後NY時間には米GDPや失業保険申請件数などが予想よりも強い結果となりUSDが一時買われUSD/JPYは再び101円台後半まで上昇しますが、102円を前に上値が抑えられる形となりすぐに反落。その後は米株価も冴えない動きとなり米金利も軟調に推移する中USDは弱含み、JPYも買い戻された事でUSD/JPYは101円を割り込むなど下落が目立ち、EUR/JPYも113円ちょうどまで下落しました。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0800% + 0.010
ドイツ国債10年-0.1170% + 0.028
英国債10年物 0.7220% + 0.043
米国債10年 1.5599% – 0.012

日経平均 16,693.71 + 228.31 + 1.39%
ドイツDAX指数 10,405.54 – 32.80 – 0.31%
英FT100 6,919.42 + 70.04 + 1.02%
ダウ工業株30種 18,143.45 – 195.79 – 1.07%

原油(NYMEX/WTI) 47.83 + 0.78 + 1.66%
金(COMEX) 1326.00 + 2.30 + 0.17%

各主要通貨の強弱関係

CHF>EUR>USD>JPY>GBP>NZD>CAD>AUD

ドル(USD)

USDはやや強。この日発表された米経済指標はおおむね良好なものとなり買いが強まりました。NY時間以後、JPYに対しては弱含んだものの資源国通貨などに対しては強含んだ形です。

ユーロ(EUR)

EURは強。ここ最近のECB高官により追加利下げに対する慎重姿勢が散見される事が相場の重しとなっている様子です。もっとも、欧州銀行へのリスク懸念もくすぶる中でしばらくは上値も限定的となりそうです。

ポンド(GBP)

GBPは中~。特段材料は無し。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はおおむね軟調。原油先物は上昇したものの、前日からの急伸から徐々に上値が重くなりNY時間以後は反落し前日比では下落となりました。

主な経済指標

≪アジア時間≫

特に無し

≪欧州・NY時間≫

16:55 9月独失業者数、0.1万人増 予想より弱い

18:00 9月ユーロ圏消費者信頼感指数、マイナス8.2

21:00 9月独CPI速報値、前月比0.1%上昇 予想上回る

21:30 4-6月期米GDP確定値、1.4%増 予想上回る

23:00 8月米住宅販売保留指数、前月比2.4%低下 予想下回る

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

安倍晋三首相

29日10:38「引き続き政府・日銀連携しながら、あらゆる政策総動員」

29日13:31「デフレ脱却まであとひと息のところまできている」「日銀の黒田総裁を信頼している」

麻生太郎副総理兼財務・金融相

29日15:10「確実に経済再生に向けた成果、あらわれつつある」

黒田東彦日銀総裁

29日15:33「長短金利操作付き量的・質的金融緩和で政策の持続性が高まる」「金融情勢を十分踏まえ、2%目標達成に適切なイールドカーブを追及」

29日15:34「必要な場合は政策調整を行う」

29日15:45「追加緩和手段は短期・長期政策金利操作目標の引き下げ」「実際に物価が2%を超えるまで金融緩和を続けるというのは極めて強いコミットメント」

《欧州》

バイトマン独連銀総裁

30日02:06「現在の拡張的な金融政策は適切」

《米国・カナダ》

メスター米クリーブランド連銀総裁

29日05:36「利上げの過度な先送りにリスク」「緩やかな利上げが長期的な景気拡大を支援するだろう」「インフレ率は2%の目標に向けて徐々に加速するだろう」

29日07:31「私の考えでは11月FOMCはライブ」「FRBはデータに反応しないことで信用低下の恐れ」

ジョージ米カンザスシティー連銀総裁

29日09:14「FOMCにとって見解の多様性は健全」

29日09:16「利上げに関してFRBは緩やかに確実に前進する必要」「米経済の減速望んでいない」

29日21:46「利上げの時期と思われる」

ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁

29日18:02「金融政策が経済にできることは実施した」「財政政策やその他の政策が主導的な役割を果たすべき時になっている」

29日19:25「全てのFOMC会合がライブ」「インフレ率は2%の目標に向かっていくだろう」

ロックハート米アトランタ連銀総裁

29日21:22「FOMCは金利据え置きを支持」「FOMC声明は遠くない将来の利上げを示唆」

29日23:06「雇用の伸びは勢いを維持すると予想」「今度数回のFOMC会合のうち1回利上げすることが適切」

パウエル米連邦準備理事会(FRB)理事

29日23:33「緩やかなペースでの利上げを支持」「私見ではFOMCは引き続き忍耐強くなれる」

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁

30日04:16「低インフレは利上げを急ぐ必要がないことを示唆」

まとめ

依然として欧州銀行絡みのリスクが懸念されています。原油相場は明るい方向へ向かっていますが、こういった懸念からリスクオン一本調子というわけにもいかない様子です。

また、米大統領選に関してもクリントン氏が優勢となっていますがトランプ氏の支持率も意外と低下していない事からそちらのリスクも注意する必要がありましょう。

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