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2016/09/28 OPEC主要産油国協議で予想外の減産合意から原油、カナダドル上昇。

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2016/09/28 OPEC主要産油国協議で予想外の減産合意から原油、カナダドル上昇。

マーケットのポイント

本日の相場はOPEC産油国協議において原油生産の制限が合意された事から需給の緩みが改善される見方が強まり原油価格が急騰、それに伴いCADが強含んだ事が主なポイントになります。

アジア時間には日経平均が軟調に寄り付き、アジア株全般冴えない動きとなったものの主要通貨は動意に乏しい展開となりUSD/JPYも100円台半ばを挟んだレンジ推移を続けました。

欧州時間に入るとUSDが強含みUSD/JPYは100円台後半まで上昇、EUR/USDは1.11ドル後半まで下落するも、USDの強さは長続きせずすぐに反落します。

NY時間に発表された米8月耐久財受注は予想よりも強い数値となりましたが、先月分が下方修正された事もあり相場への影響は限定的なものとなりました。その後は新規材料難の中で主要通貨は動きが出なくなりましたが、NY時間午後にOPEC産油国協議での減産合意との報道が広がると原油先物が高騰、CADを中心に資源国通貨が上昇しリスクオンの流れへ。この局面ではJPY売りが著しく、対資源国通貨でUSDも弱含んだもののJPYの弱さがさらにそれを上回った事でUSD/JPYは101円台も視野に入る水準まで再度上昇、その他クロス円通貨も同様に堅く推移し、EUR/JPYは113円台まで上昇しました。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0900% – 0.016
ドイツ国債10年-0.1450% – 0.0063
英国債10年物 0.6790% + 0.007
米国債10年 1.5719% + 0.015

日経平均 16,465.40 – 218.53 – 1.31%
ドイツDAX指数 10,438.34 + 76.86 + 0.74%
英FT100 6,849.38 + 41.71 + 0.61%
ダウ工業株30種 18,339.24 + 110.94 + 0.61%

原油(NYMEX/WTI) 47.05 + 2.38 + 5.33%
金(COMEX) 1323.70 – 6.70 – 0.50%

各主要通貨の強弱関係

CAD>AUD>EUR>USD>CHF>GBP>NZD>JPY

ドル(USD)

USDは中~。米経済指標が強弱入れ混じる内容となった事から相場への影響は限定的にとどまった事に加え、OPEC絡みの報道から資源国通貨およびJPYの動きが中心となった事からUSDはやや方向感に欠ける展開となりました。

ユーロ(EUR)

EURはやや強。直近で焦点となっていた欧州銀行株の下落が一服した事などが相場の支援材料になったと考えられます。

ポンド(GBP)

GBPはやや弱。シャフィクBOE副総裁が「ある時点で追加緩和が必要となる可能性」との見解を示した事から売りが強まる場面がありました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はおおむね堅調。OPEC協議での朗報を受けてCADを主導に全般買いが強まりました。NZDは直前での下落が目立ったため前日比での上昇は限定的にとどまりました。

主な経済指標

≪アジア時間≫

特に無し

≪欧州・NY時間≫

21:30 8月米耐久財受注額、予想上回る 前月比横ばい

主な要人発言

《アジア・オセアニア》

浜田宏一内閣官房参与

28日07:02「円高は日銀の金融緩和効果を阻害する」「財務省は急激な円高には介入で対抗すべきだ」

安倍晋三首相

28日10:35「経済の好循環は着実に回り始めた」「現在はデフレではないという状況を作り出せた」

28日10:37「デフレ脱却にはまだ至っていない」

28日10:42「日銀と引き続き緊密に連携」「21日の日銀決定は物価安定目標の早期実現のためのもの」「財政健全化の旗は降ろさない」「アベノミクス加速せよと参院選で力強い信任もらった」

《欧州》

レーン・アイルランド中銀総裁

28日06:41「銀行株の下落は問題」

シャフィク・イングランド銀行(英中銀、BOE)副総裁

28日17:06「ある時点で追加緩和が必要となる可能性」

ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁

28日17:09「ECBのマイナス金利、中立金利低下が理由」

28日22:35「低金利の長期化は資産市場の過大評価リスクを生む公算」

《米国・カナダ》

ウィリアムズ米サンフランシスコ連銀総裁

28日10:01「米経済は利上げに対応が可能」

28日10:03「信じがたいほどの低金利は正当化するのが一段と困難に」

カシュカリ米ミネアポリス連銀総裁

28日22:02「経済は過熱なしで進展する余地が依然としてある」「利上げはバブル抑制策としては強い痛みが伴う」

28日22:22「マイナス金利採用の可能性は非常に低い」

イエレン米連邦準備理事会(FRB)議長

28日23:02「金融の安定を脅かす新たなリスクへの警戒を続ける必要」

28日23:43「雇用の創出は持続可能なペースを上回っている」「インフレに上向き圧力はみられない」「FOMCは失業率はさらに下がるとみている」

28日23:45「現在の軌道で徐々に緩和を解除していく」「FOMCメンバーの過半数が年内に利上げが必要とみている」

29日01:12「米経済成長に失望」「生産性の伸びは非常に緩慢」「FRBは株式購入を認められていない」

29日03:21「現時点でインフレ目標の変更は検討していない」

ラガルド国際通貨基金(IMF)専務理事

29日01:03「データが適正軌道に乗ればFOMCは行動するべき」

エバンズ米シカゴ連銀総裁

29日02:31「金融政策は非常にゆっくりと正常化へ」「低金利環境はしばらく続く」

29日03:20「インフレが目標に近いなら利上げ時期も近い」「FOMCはインフレを押し上げる必要がある」

まとめ

注目されていたOPEC会合にて予想外の減産合意が決定し、リスクオンの展開となりました。今後の原油相場に注目が集まりそうですね。

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