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2016/10/18 ハードBrexit懸念後退とインフレ上振れでポンドが上昇

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マーケットレポート20161018

「ハードBrexit懸念後退とインフレ上振れでポンドが上昇」

20161018

画像はユーロ/ポンド 5分足
緑は日本時間、紫は欧州時間、青はNY時間

マーケットのポイント

日本時間の相場は、前日のNY時間の流れを引き継ぎドル安の流れが続き、ドル円はドル安主導で103円後半に下落しました。一方、NZDがニュージーランドCPIの予想よりも強い伸びを受けて買われたほか、豪新車販売台数の強い結果やロウRBA総裁の発言を受けてAUDが買われたのが特徴的でした。

欧州時間には原油価格が上昇するなかで資源国通貨が一段と上値を伸ばしました。発表された英CPIの結果は予想よりも高い伸びだったもの発表当初のポンドの反応は限定的、しかし一旦上昇した英金利が低下し始めるとポンドが上昇しました。ちなみにこの動きに関しては、ハードブレグジットが懸念されるようになってから英金利とポンドが逆相関をするようになっていることにも注目したいです。

NY時間に入ると、初めは米コアCPIが予想を下回ったことで米金利が低下、ドルが売られましたが、その後米金利が反発や原油価格も反落を受け、ドルが反発しました。NY時間午後にかけては再び米金利が低下、原油先物が反発するなか若干ドルが売られたものの、このときの影響は限定的でした。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0500% + 0.002
ドイツ国債10年 0.0350% – 0.020
英国債10年物 1.0800% – 0.043
米国債10年 1.7379% – 0.028

日経平均 16,963.61 + 63.49 + 0.38%
ドイツDAX指数 10,631.55 + 127.98 + 1.22%
英FT100 7,000.06 + 52.51 + 0.76%
ダウ工業株30種 18,161.94 + 75.54 + 0.42%

原油(NYMEX/WTI) 50.29 + 0.35 + 0.70%
金(COMEX) 1262.90 + 6.30 + 0.50%

各主要通貨の強弱関係

GBP>NZD>AUD>CAD>JPY>USD>CHF>EUR

ドル(USD)
ドルはやや弱、日本時間は前日のドル安の流れを引き継ぎましたが、その後は米金利を眺めての動きとなりました。

ユーロ(EUR)
ユーロは弱、日本時間のポンド安に連れ安となったほか、ECB政策理事会を控える中で独金利が低下したこともあり、1日を通して主要通貨の中で最も弱い通貨となりました。

ポンド(GBP)
ポンドは強、ハードブレグジットへの懸念後退から、1日を通して主要通貨のなかで最も強い通貨となりました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)
資源国通貨はやや強、経済指標が強い結果になったことなどを受けてオセアニア通貨が強含んだほか、原油価格の持ち直しも下支えになっているでしょう。

主な経済指標

《アジア時間》
06:45 ニュージーランドの第3 四半期CPI : 予想:0.0%、結果:前期比+0.2%

《欧州・NY時間》
17:30 英9 月CPI: 予想:+0.9%、結果:前年比+1.0%

21:30 米9 月CPI: 予想:+0.3%、結果:前月比+0.3%

まとめ

火曜日は英政府法務官がEU離脱をめぐる合意について議会承認が必要となる可能性が非常に高いと述べたことからもハードブレグジットへの懸念が後退し、ポンドが強含んだのが特徴的な1日となりました。また最近のポンドは英金利との間に強い逆相関がみられるほか、ドルは米金利と相関が強いことにも注目したいです。

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