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2016/10/19 原油上昇、資源国通貨高

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マーケットレポート20161019

「原油上昇、資源国通貨高」

20161019

画像はAUD/USD 5分足
緑は日本時間、紫は欧州時間、青はNY時間

マーケットのポイント

水曜日の相場は資源国通貨が原油高を受けて上昇した一方、ECB政策理事会を控えてユーロの反落が続いたのが特徴的でした。

日本時間には中国の一連の経済指標が発表され、結果は鉱工業生産が市場予想を下回った以外、ほぼ予想通りの結果でした。中国の経済指標発表後には、豪ドルが一時売られましたが、売りは限定的でそれほど大きな動きにはならなかったほか、その他の主要通貨に関しても動意薄の展開が続きました。

欧州時間にかけては英雇用統計の堅調な結果を受けてポンドが強含み、一時ポンド/ドルは1.23ドル台前半に上昇しましたがほどなくして反落、当初の上昇分を打ち消すかたちとなりました。その他では欧州からNY時間にかけて円が全般的に買われドル/円、クロス円の下落が目立ちました。

NY時間には米原油在庫統計で原油在庫の予想外の減少を受け、原油先物が急上昇。原油価格は昨年7月以来の水準に上昇し、これを受けて資源国通貨が買われました。その後AUDやNZDは堅調さを維持したものの、BoC(政策金利は据え置き)の声明がハト派的だったことや、ポロズ総裁が利下げについて議論されたことを示唆する発言をしたことを受けてCADは急反落して当初の上昇分を失いました。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0570% – 0.007
ドイツ国債10年 0.0300% – 0.005
英国債10年物 1.0820% + 0.002
米国債10年 1.7432% + 0.005

日経平均 16,998.91 + 35.30 + 0.21%
ドイツDAX指数 10,645.68 + 14.13 + 0.13%
英FT100 7,021.92 + 21.86 + 0.31%
ダウ工業株30種 18,202.62 + 40.68 + 0.22%

原油(NYMEX/WTI) 51.60 + 1.31 + 2.60%
金(COMEX) 1269.90 + 7.00 + 0.55%

各主要通貨の強弱関係

AUD>NZD>JPY>CHF>USD>CAD>EUR>GBP

ドル(USD)
ドルは中程度~やや弱、ドル円の上値も意識されるなか欧州時間から売られ始めました。ドル強気派の一部も利益確定に動いた可能性があります。

ユーロ(EUR)
ユーロは弱、特段の材料はなかったものの、今週に入り独金利が低下傾向になったこともありユーロドル約3ヶ月ぶりの水準まで下落しました。

ポンド(GBP)
ポンドは弱、英雇用統計は堅調といえる結果だったものの、欧州時間の後半からNY時間にかけて売られ、本日主要通貨の中で最弱となりました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)
資源国通貨は強、原油価格が大きく上昇したことで買われましたが、CADだけはBoCの声明とポロズ総裁の発言を受け急反落しました。

主な経済指標

《アジア時間》
11:00 中国の第3 四半期GDP: 予想:+6.7%、結果:前年比+6.7%

《欧州・NY時間》
17:30 英ILO失業率: 予想:4.9%、結果:4.9%

21:30 米9 月住宅着工: 予想:117.5万件、結果:104.7 万件

まとめ

原油高で資源国通貨が上昇した一方で、ユーロの弱さが目立つ1日でした。
ユーロに関しては特段材料があったわけではありませんでしたが、今月初めに突然浮上したECBテーパリング懸念を受けて上昇した独金利が今週に入って低下に転じていることからも、次のECBを控えるなか、テーパリングを議論するのは時期尚早ではないかとの見方が市場にも広がっているためだと思われます。

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