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2016/10/20 ドラギECB総裁がテーパリング議論を否定し、EUR安

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マーケットレポート20161020

「ドラギECB総裁がテーパリング議論を否定し、EUR安。」

20161020

画像はユーロ/ドル 5分足
緑は日本時間、紫は欧州時間、青はNY時間

マーケットのポイント

木曜日の相場は、ECB政策理事会を受けユーロが上下した後に結局下落方向となったのが特徴的でした。

日本時間は豪雇用統計の弱い結果を受けてAUDが下落したほか、原油先物の下落を受けてCADも弱含みました。また日経平均が堅調に推移したこともあって円が弱含み、ドル円は103円後半に上昇。その他では米大統領選の第3回TV討論会でクリントン氏優勢となったことを受けてMXNが買われたのが印象的でした。

欧州時間にはECB政策理事会を前に欧州金利の上昇とともにユーロが若干強含み。ECBは政策金利を予想通り据え置き、当初市場の反応は限定的でしたが、ドラギ総裁の会見が始まると独金利の低下とともにユーロは弱含み。しかしQEの延長を協議しなかったとのヘッドラインを受け今度は独金利の上昇とともにユーロが大きく上昇しました。もっとも、その後ドラギ総裁がテーパリング議論を否定するとユーロは一気に売り戻され、ユーロ/ドルはドラギ総裁会見前を下回る水準に下落するかたちとなりました。

慌ただしい動きを見せた欧州時間とは対照的に、NY時間午前に発表された米経済指標は強弱区々の結果で市場への影響も限定的だったほか、NY時間午後にかけても目立ったニュースは乏しく、全体的に主要通貨は動意に乏しい展開となりました。

各指数の変化

日本国債10年-0.0650% – 0.008
ドイツ国債10年 0.0030% – 0.027
英国債10年物 1.0770% – 0.005
米国債10年 1.7556% + 0.012

日経平均 17,235.50 + 236.59 + 1.39%
ドイツDAX指数 10,701.39 + 55.71 + 0.52%
英FT100 7,026.90 + 4.98 + 0.07%
ダウ工業株30種 18,162.35 – 40.27 – 0.22%

原油(NYMEX/WTI) 50.63 – 0.97 – 1.88%
金(COMEX) 1267.50 – 2.40 – 0.19%

各主要通貨の強弱関係

USD>GBP>CHF>EUR>JPY>NZD>CAD>AUD

ドル(USD)
ドルは強、主にユーロドルの下落が主導する形でポンド以外の主要通貨に対して上昇しました。

ユーロ(EUR)
ユーロは中程度、ECB政策理事会を受けて上下しましたが、1日を通して主要通貨全体でみるとドル以外の通貨に足してはそれほど下落はしませんでした。

ポンド(GBP)
ポンドは強、一時ユーロに対して大きく売られる場面がありましたが、ユーロの反落とともに上昇。本日ドルに次いで強い通貨となりました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)
資源国通貨は弱、原油安を受けて資源国通貨総じて弱含み、特にAUDは日本時間に発表された豪雇用統計の弱い結果もあり、1日を通じて最も弱い通貨となりました。

主な経済指標

《アジア時間》
09:30 豪9 月雇用統計(雇用者数): 予想:+1.5 万人、結果:-9.8 千人

《欧州・NY時間》
21:30 米新規失業保険申請件数: 予想:25.0 万件、結果:26.0 万件

21:30 米10 月フィラデルフィアFed インデックス: 予想:5.0、結果:9.7

23:00 米9 月中古住宅販売: 予想:535万件、結果:547 万件

まとめ

本日はECBの政策理事会を受けてユーロが上下したほか、弱い豪雇用統計や原油安を受けてAUDが下落した一方でドルが主要通貨全般に強含みで推移したことが特徴的な1日でした。

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