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2016/10/27 欧州時間以降、欧米長期金利が急上昇。ドル、ユーロが上昇

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「欧州時間以降、欧米長期金利が急上昇。ドル、ユーロが上昇」

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*画像はUSD/JPY 5分足
*緑は日本時間、紫は欧州時間、青はNY時間

マーケットのポイント

木曜日の相場は英経済指標の上振れから英国主導で金利が急上昇、これに連れるかたちで米金利も上昇。結果的にはドルが全般的に強含んだのがポイントになります。

日本時間は朝方から日経平均が堅調に推移するなかで円が弱含み、ドル円・クロス円ともに上昇したものの、その後日経平均が反落するとともに円も買い戻されました。一方、黒田総裁は参院での発言で「国債保有を減らすことは今すぐあるとは考えていない」との見方を示したものの、この発言による円への影響は限定的となりました。そのほかでは、AUD、GBPの弱さが目立った以外、主要通貨は方向感に乏しい展開が続きました。

欧州時間には英GDPが予想よりも強い結果になったことを受けて英金利は大幅上昇するとともにGBPが急上昇。もっともGBPはすぐにその上昇分を失ってしまったものの、英国主導での金利上昇は原油価格の上昇も相まって欧米金利の上昇にも波及しNY時間にかけては米国金利の上昇はさらに加速しました。

そのため、NY時間にかけて発表された米経済指標は市場予想よりも弱い結果になったにもかかわらず、米金利の上昇は続き、ドル買い、円売りの展開となりました。その後NY時間後半にかけては米金利の上昇は一服したものの円の弱さが続き、ドル円は105.35円まで上値を伸ばしました。

各指数の変化

日本国債10年-0.0520% + 0.012
ドイツ国債10年 0.1700% + 0.085
英国債10年物 1.2530% + 0.101
米国債10年 1.8536% + 0.061

日経平均 17,336.42 – 55.42 – 0.32%
ドイツDAX指数 10,717.08 + 7.40 + 0.07%
英FT100 6,986.57 + 28.48 + 0.41%
ダウ工業株30種 18,169.68 – 29.65 – 0.16%

原油(NYMEX/WTI)49.72 + 0.54 + 1.10%
金(COMEX) 1269.50 + 2.90 + 0.23%

各主要通貨の強弱関係

USD>CHF>CAD>EUR>NZD>GBP>JPY>AUD

ドル(USD)

ドルは強。英金利上昇に連れるかたちで上昇した米金利がNY時間まで続き、主要通貨全般に対して強含みました。

ユーロ(EUR

ユーロはやや強。英GDPの予想上振れを受けてポンドと共に上昇しましたが、その後米金利の上昇と全般的なドル高に押される形で若干反落しました。

ポンド(GBP

ポンドはやや弱。英GDPの強い結果を受けて一時急上昇したもののその後反落、特に対ドルでの下落が目立ちました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は中程度~弱。原油価格が反発したものの影響は限定的、おそらく今回の下落はドル高主導によるものだと思われます。

主な経済指標

《アジア時間》

特になし

《欧州・NY時間》

英3Q・GDP 一次速報値: 予想:+0.3%、結果:前期比+0.5%

米新規失業保険申請件数: 予想:25.6 万件、結果:25.8 万件

米9 月中古住宅販売仮契約: 予想:+1.0%、結果:前月比+1.5%

米9 月耐久財受注: 予想:0.0%、結果:前月比-0.1%

まとめ

木曜日は英経済指標を受けて英国主導で欧米金利が上昇したものの結果的にドルが全般的に上昇したのが特徴的な1日でした。
この日の米金利の上昇は英経済指標を受けてのものでしたが、米景気の再加速が確認されてのものではないことにも注意です。しかし12月FOMCに向けて市場に利上げを織り込ませたいと考えているであろうFedもドル高や金利上昇に対して懸念を示すとも考えにくく、短期的にはドル円も続伸する可能性も十分考えられます。その際の上値として意識されるのは7月下旬につけた107円半ばになるでしょう。

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