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2016/10/31 カーニーBOE総裁の留任決定でGBP高

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「カーニーBOE総裁の留任決定でGBP高」

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*画像はGPD/USD 5分足
*緑は日本時間、紫は欧州時間、青はNY時間

マーケットのポイント

月曜日の相場はカーニーBOE総裁の留任が決定し、ポンドが上昇したのが主なポイントになります。

日本時間は先週金曜日のNY市場の流れが続き、104円台前半に下落してのスタート。もっとも軟調に寄り付いた日経平均が下げ幅を縮小するなかでドル円も反発し104円台後半に回復しました。発表された日本の鉱工業生産は弱い結果となったものの、円相場への影響は限定的でした。

欧州時間にはいると原油先物が下落、欧州株も軟調に推移するなかで、ドルが強含み。ドル円はさらに上昇し105円台を回復したほか、ユーロドルも下落しました。

しかしNY時間になるとドルが売られる展開に、このときドルは主に対ポンドで売られたためポンド/ドルの上昇が目立ちました。その後カーニーBOE総裁が2019年6月まで現職にとどまることが表明されるとポンド買いが加速、ポンド/ドルはされに上値を伸ばしました。NY時間に発表された米経済指標は強弱区々の結果で全体的にみれば大きな影響はありませんでした。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0480% – 0.006
ドイツ国債10年 0.1630% – 0.004
英国債10年物 1.2450% – 0.015
米国債10年 1.8255% – 0.021

日経平均 17,425.02 – 21.39 – 0.12%
ドイツDAX指数 10,665.01 – 31.18 – 0.29%
英FT100 6,954.22 – 42.04 – 0.60%
ダウ工業株30種 18,142.42 – 18.77 – 0.10%

原油(NYMEX/WTI) 46.86 – 1.84 – 3.78%
金(COMEX) 1273.10 – 3.70 – 0.29%

各主要通貨の強弱関係

GBP>AUD>USD>EUR>JPY>CAD>CHF>NZD

ドル(USD)

ドルは中程度。欧州時間にかけてじり高となったものの、NY時間に主に対ポンドで売られ欧州時間までの上昇分を打ち消しました。

ユーロ(EUR)

ユーロは中程度。欧州時間までのドル高で一時弱含みましたが、カーニー総裁の報道を受けたポンドドルの反発に連れるかたちでユーロもやや反発しました。

ポンド(GBP)

ポンドは強。欧州時間までは方向感に乏しい展開だったものの、NY時間から対ドルで上昇はじめ、カーニー総裁留任の報道もポンド高を後押ししました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は中程度~やや弱。AUDはやや堅調に推移したものの、CADとNZDは原油安を受けて弱含みました。

主な経済指標

《アジア時間》

日9 月鉱工業生産・速報値: 予想:+0.9%、結果:前月比0.0%

日9 月小売売上: 予想:+0.2%、結果:前月比0.0%

日9 月住宅着工件数: 予想:+5.2%、結果:前年比+10.0%

豪9 月民間部門信用: 予想:+0.4%、結果:前月比+0.4%

《欧州・NY時間》

ユーロ圏10 月CPI : 予想:+0.5%、結果:前年比+0.5%

ユーロ圏3Q・GDP・一次速報値: 予想:+1.6%、結果:前年比+1.6%

米9 月個人所得: 予想:+0.4%、結果:前月比+0.3%

まとめ

昨日は先週金曜日のクリントン候補のメール問題からのドル安は続かず、むしろ全般的にドルが反発したのが特徴的でした。もっともカーニーBOE総裁の留任を受けて対ドルでポンドが大きく上昇し、ドルは対ユーロや対円でも下落しました。
カーニー総裁留任を受けてのポンド高に関しては、メイ首相がこれまでカーニー総裁の低金利政策について批判していたため、カーニー総裁の早期辞任がポンド高につながる可能性もありましたが、今回は留任によって総裁交代による英経済への不安要因が後退したと受けとめられたため、ポンドの上昇要因となったと考えられます。

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