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2016/11/03 ロンドン裁判所による判断でブレグジット確率がやや低下し、ポンド高加速、BOEで据え置き決定でさらに上昇。

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「ロンドン裁判所による判断でブレグジット確率がやや低下し、ポンド高加速、BOEで据え置き決定でさらに上昇。」

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*画像はGBP/USD 5分足
*緑は日本時間、紫は欧州時間、青はNY時間

マーケットのポイント

木曜日は欧州時間にロンドン裁判所の判断からブレグジット確率が低下、更にBOE金融政策据え置きの結果を受けてポンドが上昇したのが主なポイントとなります。

日本時間は昼にかけて円買いドル売りの流れとなり、ドル円は102円半ばまで下落したほか、クロス円の下落も目立ちました。

欧州時間になるとドル安が一服、逆にドルが全般的に買い戻されたこともあり、ドル円は103円台を回復しました。このときロンドンの裁判所が「英政府がEU離脱手続きを開始するリスボン条約50条発動について事前に議会で採決し承認する必要がある」との判断を下したことを受けてポンドが上昇。その後のBOEでは金融政策の据え置きが発表されたことで、ポンドはさらに上昇しました。

NY時間に発表された米経済指標は強弱区々で為替市場への影響は限定的だった一方、原油先物と米株が下落するなかで円・ユーロが再び買われ、ドル円は103円台を割り込む結果となりました。

各指数の変化

日本国債10年 休場
ドイツ国債10年 0.1580% + 0.027
英国債10年物 1.2010% + 0.031
米国債10年 1.8115% + 0.009

日経平均 休場
ドイツDAX指数 10,325.88 – 45.05 – 0.43%
英FT100 6,790.51 – 54.91 – 0.80%
ダウ工業株30種 17,930.67 – 28.97 – 0.16%

原油(NYMEX/WTI) 44.66 – 0.68 – 1.50%
金(COMEX) 1303.30 – 4.90 – 0.37%

各主要通貨の強弱関係

GBP>NZD>JPY>AUD>EUR>USD>CAD>CHF

ドル(USD)

ドルはやや弱。クリントン氏が再びトランプ氏のリードを奪ったものの、この日は主に対ポンドで大きく売られ、全体的に見てもやや弱含みました。

ユーロ(EUR)

ユーロはやや弱。ドルに対してはやや上昇したものの、ポンドの大幅上昇により、主に対ポンドでのユーロ安となりました。

ポンド(GBP)

ポンドは強。ロンドン裁判所の判断を受けブレグジット確率がやや低下、これを受けてポンドは急上昇しました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は強弱区々。NDZやAUDはやや強含んだものの、原油が5日連続で続落したことをうけてCADは弱ふくみました。

主な経済指標

《アジア時間》

特になし

《欧州・NY時間》

米10 月ISM 非製造業景況指数: 予想:56.0、結果:54.8

米9 月製造業受注指数: 予想:+0.2%、結果:前月比+0.3%

米新規失業保険申請件数: 予想:25.6 万件、結果:26.5 万件

まとめ

この日の焦点は主にポンドとなり、ロンドン裁判所の判断に加え一部に利下げ期待があった中でのECB金融政策据え置きが発表されたことでポンドが急上昇したのが特徴的でした。

しかし今後のポンドの展開を考えてみると、英国がソフトブレグジットを望んだとしても、EU側の他の国は英国が離脱するのを阻止するための好条件の離脱を認めることは考えにくく、この先12月にも今回の裁判所判断に関して最高裁で争われるほか、来年初めには総選挙の可能性も浮上するなど、来年3月までとされたEU離脱宣告の時期が不透明となる可能性が残っており、長期的にはポンドを積極的に買いにくい要因となることが考えられます。

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