1. 経済指標と金融政策で勝つFX攻略サイト
  2. マーケットコメント
  3. ≫2016/11/10 トランプトレード継続で、株高、米金利上昇、ドル上昇、円下落でドル円は107円手前まで大幅上昇。NZは利下げ

2016/11/10 トランプトレード継続で、株高、米金利上昇、ドル上昇、円下落でドル円は107円手前まで大幅上昇。NZは利下げ

LINEで送る
Pocket

トランプトレード継続で、株高、米金利上昇、ドル上昇、円下落でドル円は107円手前まで大幅上昇。NZは利下げ

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-11-23-47-17

*画像はUSD/JPY 5分足
*緑は日本時間、紫は欧州時間、青はNY時間

マーケットのポイント

木曜日の相場はトランプ政権下でのリフレ政策のへの期待感から米金利、米株価の上昇と共にドルが対円を中心に続伸したのが主なポイントになります。

日本時間早朝にはRBNZの政策金利発表があり、結果は市場の予想通り金利引き下げとなりました。政策金利見通しで今後の大幅利下げの可能性が低いことが示唆されると一時NZDは買われましたが、その後総裁記者会見で政策金利が長期間にわたって低水準に維持されるとの見方が示され、NZDは反落しました。その他ではアジア株が全面高となるなかでAUDが強含んだのが特徴的でした。

欧州時間になると欧州株が全般的に堅調に推移、リスクオン相場となるなかで円が主要通貨全般に対して下落し、ドル円は106円後半まで上昇。その他の通貨では、ユーロやフランといった資金調達通貨は対ドルで売られた一方で、ポンドは対ドルで上昇しました。

NY時間にかけては、米金利が上昇するなかでドルが全般的に上昇した一方、資源国通貨が下落する展開に。資源国通貨は欧州時間入り後の上昇分を打ち消すことになりました。NY時間後半にかけては、米金利が上昇を続けたものの、ドル買いは一服。一方ポンドは対ドルで上昇を続けポンド/ドルは10/7以来の高水準に到達しました。

各指数の変化

日本国債10年 -0.0370% + 0.030
ドイツ国債10年 0.2740% + 0.071
英国債10年物 1.3420% + 0.085
米国債10年 2.1501% + 0.093

日経平均 17,344.42 + 1092.88 + 6.72%
ドイツDAX指数 10,630.12 – 15.89 – 0.15%
英FT100 6,827.98 – 83.86 – 1.21%
ダウ工業株30種 18,807.88 + 218.19 + 1.17%

原油(NYMEX/WTI) 44.66 – 0.61 – 1.35%
金(COMEX) 1266.40 – 7.10 – 0.56%

各主要通貨の強弱関係

GBP>USD>EUR>CHF>AUD>CAD>NZD>JPY

ドル(USD)

ドルは強。大統領選終了後の流れが継続し、主に対円で続伸を続けました。

ユーロ(EUR)

ユーロはやや強。一時ドル高により対ドルで弱含んだものの、ポンド高に連れる形でやや強含みました。

ポンド(GBP)

ポンドは強。ポンドはこの日に直接的な材料はなかったものの、ハードブレグジット懸念の後退やBOE金融政策の中立シフトに加え、英金利の大幅上昇が一因となり、続伸しました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はやや弱。資源国通貨はドル高や原油安が重しとなり、全般的に弱含みました。

主な経済指標

《アジア時間》

日9 月機械受注: 予想:-1.5%、結果:前月比-3.3%

《欧州・NY時間》

米新規失業保険申請件数: 予想:26 万件、結果:25.4 万件

まとめ

木曜日は大統領選後のリスクオン相場の流れが継続した形となり、主に対円でドルが続伸したのが特徴的な1日となりました。
現在続伸しているドル円ですが、短期的にはまだ上昇余地があるものの、目先の上値のとして意識されるのは7月につけた107.49になるでしょう。そこを超えると5月の高値である111円半ばが視野に入ってきます。しかし、中期的な視点でみてみると、今のところトランプ政権では反自由貿易をはじめとする保護主義的な姿勢が強まる可能性が高く、為替政策の面でもドル高抑制が行われることも十分に考えられます。そのため来年にかけてはドルの下落圧力がかかる可能性があり、よりドル高が進むにつれ、ドル買いには慎重になる必要があると考えられます。

LINEで送る
Pocket