1. 経済指標と金融政策で勝つFX攻略サイト
  2. マーケットコメント
  3. ≫2016/11/22-23 22日はドル高金利上昇は一服。23日はドル高金利上昇再開、ドル円は3月以来の113円手前まで上昇。

2016/11/22-23 22日はドル高金利上昇は一服。23日はドル高金利上昇再開、ドル円は3月以来の113円手前まで上昇。

LINEで送る
Pocket

「22日はドル高金利上昇は一服。23日はドル高金利上昇再開、ドル円は3月以来の113円手前まで上昇。」

マーケットのポイント

22日は前日のドル高一服の流れが継続したものの、日本が祝日だった23日にはNY時間に米金利とドルの急上昇が再開し、対円でのドルの上昇が最も大きかったことから円は全面安となったことが主なポイントです。

22日

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-24-17-11-55

*画像はUSD/JPY 5分足
*緑は日本時間、紫は欧州時間、青はNY時間

火曜日の日本時間は、早朝に福島県での地震を受けて円が買われ、一時ドル円は110円台半ばへ下落しましたがこの下落は長くは続かず、すぐに反発して当初の下落分を取り戻しました。その後の日本時間には、日経平均が軟調に寄り付く中で再びドル円が下落しましたが、これも日経平均が反発する中で下落分を打ち消すかたちとなりました。

欧米時間は目立った材料がないなか、米国の感謝祭を控えていることもあり、GBPの弱さがやや目立った以外には主要通貨は動意に乏しい展開となり、ドル円も111円を挟んでのレンジ内で取引されました。

23日

%e3%82%b9%e3%82%af%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%b3%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%83%e3%83%88-2016-11-24-17-12-07

*画像はUSD/JPY 5分足
*緑は日本時間、紫は欧州時間、青はNY時間

水曜日の日本時間は、日本が勤労感謝の日で休日だったため目立ったニュースはありませんでしたが、前日の流れを引き継ぐかたちでAUDが強含んだほかは主要通貨は動意に乏しい展開でした。

欧州時間になるとドルが全般的に買われましたが、これに対するドル円相場の反応は限定的で111円を挟んでの狭いレンジ内取引されました。しかしNY時間になると米経済指標の強い結果もあり、米長期金利が急上昇するとともにドルが買われ、ドル円は前日の高値を上回ると一気に上昇して3月末以来の112.98円まで到達しました。またこのとき、ユーロドルは1.05ドル前半まで下落し、昨年12月以来の安値水準となりました。

各指数の変化

22日

日本国債10年 0.0330% + 0.003
ドイツ国債10年 0.2210% – 0.053
英国債10年物 1.3620% – 0.064
米国債10年 2.3119% – 0.003

日経平均 18,162.94 + 56.92 + 0.31%
ドイツDAX指数 10,713.85 + 28.72 + 0.27%
英FT100 6,819.72 + 41.76 + 0.62%
ダウ工業株30種 19,023.87 + 67.18 + 0.35%

原油(NYMEX/WTI) 48.03 – 0.21 – 0.44%
金(COMEX) 1211.20 + 1.40 + 0.12%

23日

日本国債10年 休場
ドイツ国債10年 0.2620% + 0.041
英国債10年物 1.4490% + 0.087
米国債10年2.3498% + 0.038

日経平均 休場
ドイツDAX指数 10,662.44 – 51.41 – 0.48%
英FT100 6,817.71 – 2.01 – 0.03%
ダウ工業株30種 19,083.18 + 59.31 + 0.31%

原油(NYMEX/WTI) 47.96 – 0.07 – 0.15%
金(COMEX) 1192.40 – 18.80 – 1.55%

各主要通貨の強弱関係

22日

AUD>USD>EUR>NZD>CAD>CHF>JPY>GBP

ドル(USD)

ドルはやや強。前日に引き続き大幅な全般的なドル高には一服が見られたものの、主に対円でじり高となり、全体を通してはやや強含みました。

ユーロ(EUR)

ユーロは中程度。1日を通してやや方向感のない動きとなりました。

ポンド(GBP)

ポンドは弱。目立った材料はありませんでしたが、前日の上昇から一転反落し、この日主要通貨の中でもっとも弱い通貨となりました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨はやや強、NZD,CADは中程度の強さでしたが、鉄鉱石価格の反発を受けてのAUDの上昇が目立ちました。

23日

GBP>USD>AUD>CAD>CHF>EUR>NZD>JPY

ドル(USD)

ドルは強。NY時間に米長期金利の急上昇とともに、主に対円で大きく上昇しました。

ユーロ(EUR)

ユーロはやや弱。大幅なドル高に下押しされる形でやや弱含みました。

ポンド(GBP)

ポンドは強。NY時間からの円の大幅な下落に伴ってドルとともに急上昇しました。

資源国通貨(AUD、NZD、CAD)

資源国通貨は中程度、ドル高基調のなかでやや下押しされたものの影響は限定的で、全体的には方向感のない動きとなりました。

主な経済指標

《アジア時間》

特になし

《欧州・NY時間》

ユーロ圏の11 月コンポジットPMI: 予想:53.3、結果:54.1

米10 月中古住宅販売: 予想:544万件、結果:560 万件

米10 月耐久財受注: 予想:+1.7%、結果:前月比+4.8%

米10 月新築住宅販売: 予想:59.0 万件、結果:56.3 万件

米新規失業保険申請件数: 予想:25.0 万件、結果:25.1 万件

まとめ

米金利とドルの上昇トレンドには反転の兆しが全く見られず、このトレンドは当分続く可能性がありそうです。
今後の展開として考えられる、ドル利益確定売りなどで現在のトレンドに調整が入るタイミングとしては、11/30に行われるOPEC総会での産油量に関する合意失敗を受けてのリスクオフ、12月FOMC後の材料出尽くし、トランプ政権が保護主義姿勢強化を再確認した場合などか考えられそうです。

LINEで送る
Pocket